第160回 天皇賞（秋） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 天皇賞（秋）　> 2019　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
天皇賞（秋）を丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気レイデオロが差し切り勝ち。２着に４番人気サングレーザー、３着に６番人気キセキが入った。

１）３着以内馬はほぼ７番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.2.2】。一昨年のキタサンブラックら４勝をあげており、連対率60％・複勝率80％と高い。２番人気馬は【1.3.2.4】で昨年のレイデオロが勝利し、複勝率60％と１番人気馬に次いで高い。対して、３番人気馬【0.0.1.9】複勝率10％、４番人気馬【0.2.0.8】同20％で勝ち星がなく、低調だ。以下、５番人気馬が14年スピルバーグら４勝と一発があり、７番人気馬が１勝。２・３着馬もほぼ７番人気以内におさまっており、８番人気以下の好走は２・３着１回ずつと少ない。

上位人気馬で決まることが多く、馬連での万馬券は５番人気カンパニーが勝利した2009年の１回のみ。人気薄の激走は少なく、堅め〜小波乱でおさまるケースが多い。

２）４歳馬、５歳馬が中心

年齢別成績は、出走数が最も多い５歳馬が【6.3.4.33】。一昨年のキタサンブラックら過半数の６勝をあげ、勝率13.0％・連対率19.6％でトップだ。複勝率28.6％と最も高いのが４歳馬で【3.5.4.30】。昨年のレイデオロら３勝をあげており、近４年で毎年１頭は３着以内に入っている。これら４歳馬・５歳馬で大半の９勝をあげている。

また、３歳馬は【0.2.1.11】で勝ち星がなく、２・３着止まり。３着以内に好走した３頭はいずれも４番人気以内に支持されていた。なお、６歳馬は【0.0.1.28】で連対馬が出ておらず、７歳以上の馬は【1.0.0.38】で09年１着カンパニー（当時８歳）しか好走馬が出ていない。

３）毎日王冠組は芝1600〜2000ｍ重賞勝利実績をチェック

前走レース別成績は、出走数最多の毎日王冠組が【4.3.5.43】。14年スピルバーグら最多の４勝をあげ、連対率12.7％・複勝率21.8％。一昨年を除いて、毎年１頭は３着以内に入っている。この組の勝ち馬４頭中３頭は前走で３着以内に入っていた。また、この組の３着以内馬12頭中９頭は過去に芝1600〜2000ｍ重賞での勝利経験があった。

なお、同じく前哨戦の京都大賞典組は【1.0.0.12】で、好走したのは15年１着のラブリーデイのみ。同馬は前走の京都大賞典で勝利をおさめていた。

４）宝塚記念組は前走５着以内に注目

宝塚記念組は【2.4.2.14】で一昨年のキタサンブラックら２勝をあげ、連対率27.3％・複勝率36.4％。この組は前走５着以内だった馬が【1.3.2.7】で連対率30.8％・複勝率46.2％と好成績を示している。また、３着以内馬８頭中７頭は過去にＧ１（海外含む）で勝利した経験があった。

他では札幌記念組が【2.1.1.15】で16年モーリスら２勝。３着以内に好走した４頭はいずれも前走で連対を果たしていた。なお、オールカマー組は【1.0.0.26】で好走したのは昨年１着のレイデオロのみ、前走Ｇ３組は【0.0.0.10】で苦戦傾向にある。

【天皇賞（秋）過去10年】

この表は右にスクロールできます。