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夏休みの放牧から9月13日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、中間の追い切りも10本以上と豊富で、調教量は十分だ。ここ2週はデムーロ騎手を背にWコース併せ馬で、先週は1000m63秒台と速い時計で先着。今週は2頭を追走して大外を回り、終始強めには追わず楽な手応えのまま追いついた所がゴールだった。休み明けとしては上々の仕上がりといえそうだ。
前走後は放牧を挟んで10月11日に美浦へ帰厩。中間は軽めの追い切り中心だが、放牧先で緩ませた感じもなく、調整過程は順調と見ていい。先週は鞍上が違和感を感じてごく軽めの内容になったが、21日の日曜に坂路で好時計をマーク。今週はルメール騎手を背にWコースで僚馬を追いかけ、ラスト200mで追い出されるときっちり伸びて先着した。実力を出し切れる状態に仕上がっている。
前走後は放牧を挟んでレースの2週半前に栗東へ帰厩。軽めのものを含めると坂路で5本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。10月15日、21日に併せ馬で800m51.6秒の速い時計を出し、今週はいつもと同じく軽めの最終追い切り。助手を背にラスト200mは少し仕掛けたが、反応自体は今一つだった。現時点では若干余裕残しの印象で、東京への輸送でどこまで変われるか。
前走後は放牧を挟んで9月27日に栗東へ帰厩。30日には坂路で800m55秒台の時計を出して10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週はWコースで武騎手を背にオープン馬と併せ、終い追われると大きく突き放して先着。今週は助手を背に坂路単走で、雨で重くなった馬場を考慮しても、ややもの足りない動きだった。状態面に問題はないが、近走から大きく変わった感じもない。
前走後は放牧を挟んで10月上旬に栗東へ帰厩。中間の追い切りは坂路のみだが、10本近い本数をこなしており、調整過程は順調そのものといえる。今週は北村友騎手を背に坂路でオープン馬を追いかけてスタート。中間地点で内から並びかけ、一杯に追われる相手を尻目に楽な手応えのまま併入した。800m51.5秒、ラスト200m12.1秒と時計も優秀で、休み明けの前走時より確実に良化している。
夏休みの放牧から9月21日に栗東へ帰厩。27日から今週にかけて軽めのものを含めて10本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は坂路で追われ、先週は福永騎手を背に併せ馬でラスト200m12.1秒をマークして併入。今週は助手を背に単走で軽めだったが、悪路をものともせず軽快な動きを見せた。9分通りには仕上がった印象だ。
前走から中2週で再度の東京遠征になるが、先週からきちんと追い切りをやれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は助手を背にWコース単走で、先週は長めから大外を回って時計以上の負荷をかけられた。今週はラスト800mから加速して馬場の大外を回り、終い追われてラスト200m11秒台半ばの好時計をマークした。実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。
京都大賞典から始動の予定も帰厩が遅れたためぶっつけになったが、レースの1か月以上前には栗東へ帰厩して乗り込まれており、調教量に問題はない。ここ2週は和田騎手を背に坂路併せ馬で、先週はびっしり追われて800m50.9秒の好時計をマーク。今週は終始余裕の手応えで、併せたダンビュライトに追走先着した。絶好調だった前走時には及ばないが、十分走れる状態だ。
ステファノスは中2週ながら先週、今週ときちんと追い切られており、動きも悪くなく状態面に不安なし。ダンビュライトは放牧先からの帰厩が遅めで追い切り本数こそ少ないが、先週、今週と併せ馬で一杯に追い切られており、動きもこの馬なりで自身の力は出し切れる状態。サクラアンプルールは10月上旬から4週続けて意欲的な追い切りをこなしており、動きも悪くなく、好仕上がりと見てよさそうだ。