第158回 天皇賞（秋） レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ルメール騎手が３週連続でＶ！ レイデオロで天皇賞（秋）を制す！

第158回天皇賞（秋）はＣ・ルメール騎手騎乗のレイデオロが、中団追走から最後の直線で鋭く弾けて優勝。2017年の日本ダービー以来となるＧ１・２勝目を飾った。勝ち時計は1分56秒8（良）。鞍上のルメール騎手は、秋華賞、菊花賞に続いて３週連続のＧ１制覇。このレースは初勝利となった。本馬を管理する藤沢和雄調教師は、1996年のバブルガムフェロー、2002年と2003年のシンボリクリスエス、2004年ゼンノロブロイ、2014年のスピルバーグに続き、このレースは６勝目となった。

２着は１馬身1/4差でモレイラ騎手騎乗の４番人気サングレーザー。３着はハナ差で川田将雅騎手騎乗の６番人気キセキ。なお、８番ダンビュライトは馬場入り後に放馬した影響で、発走除外。１番人気に支持されたスワーヴリチャードは10着に敗れた。

レース展開・総括

スワーヴリチャードが不利で出遅れる

スタート直後に６番マカヒキが左に大きく寄れたため、５番スワーヴリチャードが出遅れてしまった。注目の先行争いは、10番キセキが２コーナーのカーブで先頭に立った。２馬身差で３番ヴィブロスと７番アルアインがほぼ並んで追走。さらに２馬身差で１番ステファノス。また２馬身差で11番ミッキーロケット。さらに２馬身差で４番レイデオロが続き、ちょうど中団の位置。３馬身差で９番サングレーザー。４馬身切れて２番ブラックムーン、12番サクラアンプルール、スワーヴリチャード、マカヒキがかたまり後方集団を形成。３馬身差の最後方から13番アクションスターという隊列になった。

キセキが先頭で平均ペース、レイデオロは中団

前半1000m通過は59秒4。戦前に予想されたほど遅くはなく、平均ペースで縦に隊列が長くなった。キセキは単独の先頭で２馬身ほどのリードをキープ。アルアインが２番手から続き、レイデオロは４コーナーで少し気合いを入れられながら外から進出。サングレーザーも中団から仕掛け、後方集団のマカヒキやスワーヴリチャードは最後の直線に入るまで動くのを我慢した。

キセキは馬場の３分どころを通り、先頭で残り400mを通過。アルアインが食い下がり、内からはヴィブロスが狙った。しかし、脚色が同じでなかなか差が詰まらない。後方集団のスワーヴリチャードらも追い出しにかかるが、反応が良くなかった。残り200mでレイデオロが２番手に上がると、先頭のキセキをじわじわと追い詰める。さらに外からサングレーザーが鋭く末脚を伸ばしてきた。粘るキセキに対し、レイデオロが素晴らしい伸びを見せると、ゴール手前で差し切り先頭。そのままゴールに飛び込んだ。２着にはサングレーザーが上がった。

ルメール騎手は今週も素晴らしい騎乗

逃げ馬不在の上、頭数も少なくかなりペースが読みにくかったが、キセキが思い切って行ったため、平均ペースで流れた。勝ったレイデオロは中団でレースを進め、最後の直線でキッチリとキセキを捕まえた。乗れているルメール騎手の判断は今週も素晴らしく、見事に勝利に導いた。ただ、１番人気のスワーヴリチャードが全く競馬にならなかったのは残念。スタート直後にマカヒキにぶつけられて大きな不利を受けた。10着という結果は度外視していい。ジャパンＣでは好勝負を見たいところだ。

【第158回 天皇賞（秋）　成績表】

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