安田記念2022 レース結果回顧・払戻｜G1特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 安田記念　> 2022　> レース結果回顧・払戻

レース結果

>> 成績表・払戻金はこちら

ソングライン、鋭い脚で差し切りG1初制覇！

第72回安田記念は池添謙一騎手騎乗の4番人気ソングラインが先団を見ながら追走し、最後の直線は外から鋭く末脚を伸ばして差し切った。勝ち時計は1分32秒3（良）。鞍上の池添騎手は2020年グランアレグリアに続き、このレースは2勝目。本馬を管理する林徹調教師はG1初制覇となった。

2着はクビ差でC.ルメール騎手騎乗の2番人気シュネルマイスター。3着はアタマ差でD.レーン騎手騎乗の8番人気サリオス。なお、1番人気に支持されたイルーシヴパンサーは8着に敗れた。

レース展開・総括

ホウオウアマゾンがハナでスローペース

スタートは比較的揃った出だし。16番レシステンシアが素晴らしいスタートを切った。しかし、5番ホウオウアマゾンが押っつけられて前へ。12番ダイアトニックも先行。内から1番カフェファラオが行き、レシステンシアは一旦4番手に控えた。差がなく先団から4番ダノンザキッドと7番ファインルージュ、17番サリオスが並んで追走。その直後に13番ソングラインがつけ、内に2番ヴァンドギャルド。1馬身差の中団に3番ロータスランド、9番シュネルマイスター、15番セリフォスが並ぶ形。差がなくインコースに6番カラテ、14番ソウルラッシュ。1馬身差で後方集団に18番ナランフレグ。差がなく11番カテドラル。8番イルーシヴパンサーは後方から2番手。差がなく最後方から10番エアロロノアという隊列になった。

前半800m通過は46秒7でスローペース。ホウオウアマゾンのリードは半馬身ほど。ダノンザキッドが2番手に上がり、ホウオウアマゾンの外から馬体を併せた。3番手にダイアトニック。カフェファラオとファインルージュが好位につけ、その後ろからはサリオスら。ソングラインは外に出されてじんわりと4コーナーをカーブした。

外からサリオスらと末脚を伸ばす

最後の直線に入るとホウオウアマゾンは内ラチ沿いに行き、ダノンザキッドは馬場の4分どころへ。その内のスペースをファインルージュらが狙い、外目からはサリオスとソングラインが並んで追い出しにかかった。その後ろの列からはシュネルマイスターやソウルラッシュらが追い上げた。

残り200mでホウオウアマゾンとファインルージュ、ダノンザキッドが横一線の競り合い。じりじりと前進しゴールに向かうが、その外からサリオスとソングライン、そして馬群の間を割ってシュネルマイスターも鋭く伸びてきた。大外からセリフォスも加わり、ゴール前は激しい叩き合い。最後はソングラインがグイと前に出て、先頭でゴール。2着にシュネルマイスターが上がり、3着にはサリオスが入った。

得意の東京で待望のG1初制覇

ペースが落ち着き、最後の直線は完全な瞬発力勝負になった。そんな中、ソングラインが外から動いて鋭い伸び脚を披露。得意の東京で待望のG1初制覇を飾った。シュネルマイスターは馬体重490キロ。昨年のマイルチャンピオンシップの時に比べて10キロ増だったが、馬群を割ってよく脚を伸ばしてきた。サリオスはJRAのレースで久々に好走。復調のきっかけが見える走りだった。1番人気イルーシヴパンサーはペースに泣いた。それでも上がり3ハロンは32秒6とメンバー中最速だった。

【安田記念2022　成績表】

この表は右にスクロールできます。

【安田記念2022　払戻金】

この表は右にスクロールできます。

★成績表・払戻金情報はTARGET frontier JVを使用