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前走後は帰国検疫、放牧を経て5月10日に美浦へ帰厩。12日から今週にかけてWコースで6本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はルメール騎手を背に3頭併せで、先週はほぼ馬なりのまま貫録の最先着。今週はラスト200m過ぎに追い出されると、2頭を一気に突き放す圧巻の動きを披露した。海外遠征帰りだが、体調面は万全だ。
前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、5月上旬から追い切りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコース単走追いで、先週は川田騎手を背に長めからしっかり負荷をかけられ、1000m64秒台の好時計をマーク。今週は助手を背に終い促された程度の微調整だったが、素軽い動きを見せた。状態面は万全と見てよさそうだ。
昨年と同じヴィクトリアマイルから中2週という臨戦過程だが、Wコースで1000m70秒を切る時計を2本出していた昨年に比べ、中間の追い切りがかなり軽めという点は気がかり。今週は菊沢調教師を背にWコース単走での最終追い。ラスト800mから徐々にスピードを上げ、直線もほぼ馬なりのままゴールした。動き自体は悪くなく、力は出せる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで5月15日に美浦へ帰厩。19日から今週にかけて4本の追い切りをこなしており、放牧先での乗り込みも考慮すると調教量に不足はない。今週はレーン騎手を背にWコースで前後に僚馬を置いての追い切り。直線で3頭横並びの真ん中に入り、ラストは追われて内の馬には先着、外の馬と併入した。馬体はやや余裕残しに映るが、体調面に問題はない。
前走後は放牧を挟んで5月11日に栗東へ帰厩。16日から今週にかけて3週続けて坂路で強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は同じ馬と併せ、先週は福永騎手を背に大きく先着して800m51.0秒の好時計をマーク。今週は助手を背に800m51.6秒だったが、馬場状態を考慮すると優秀な時計で先着した。勝った前々走とほぼ同様の状態といえそうだ。
サングレーザーはいつもと同じくレース1週間前の日曜が本追い切りで、坂路800m50.8秒の好時計をマーク。今週は岩田康騎手騎乗で前の馬を目標に終い強めに追われる意欲的な内容で、動きも悪くなく前走から確実に良化傾向。ペルシアンナイトは3週続けてWコースで長めから追い切られ、先週は3頭併せで強めの内容を消化。今週はM.デムーロ騎手を背に僚馬をかなり後ろから追いかけて最後はきっちり先着。時計的にも悪くなく、大敗後でも状態面に問題なし。モズアスコットは今週の坂路で坂井瑠騎手を背に800m49.6秒、ラスト200m11.7秒という破格の好時計をマーク。先週、先々週も好調教を見せており、中間一頓挫あった影響も感じさせず、仕上がりは万全だ。