競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN

G1特集 第69回 安田記念G1特集 第69回 安田記念

血統分析

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 安田記念 > 2019 > 血統分析

父・母父のマイル実績と2400m実績に秀でたステルヴィオが面白い!

1)SSを経由しないヘイルトゥリーズン系がやや有利

サンデーサイレンス(SS)を経由しないヘイルトゥリーズン系が好調。ただし3着以内に入ったのはウオッカ、スマイルジャック、ストロングリターン、モーリスの4頭だけで、限られた馬だけが何度も好走するイメージ。6番人気以下の時はすべて着外に敗れている点にも要注意だ。

◎プラス評価……父が非SS系のヘイルトゥリーズン系で1〜5番人気

【父馬の系統別成績(過去10年)】

この表は右にスクロールできます。

種牡馬系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 3 3 5 82 3.7% 7.3% 13.4%
その他のヘイルトゥリーズン系 3 2 2 20 15.0% 25.0% 35.0%
ノーザンダンサー系 2 3 0 33 6.1% 15.2% 15.2%
ナスルーラ系 1 2 0 11 9.1% 27.3% 27.3%
ミスタープロスペクター系 1 0 3 24 4.2% 4.2% 16.7%
【過去10年の連対馬の父と母父】

この表は右にスクロールできます。

日付 着 番 馬名 種牡馬 母父馬
2018.6.3 1 10 $モズアスコット Frankel Hennessy
2018.6.3 2 4 アエロリット クロフネ ネオユニヴァース
2017.6.4 1 14 サトノアラジン ディープインパクト Storm Cat
2017.6.4 2 16 ロゴタイプ ローエングリン サンデーサイレンス
2016.6.5 1 6 ロゴタイプ ローエングリン サンデーサイレンス
2016.6.5 2 8 モーリス スクリーンヒーロー カーネギー
2015.6.7 1 6 モーリス スクリーンヒーロー カーネギー
2015.6.7 2 13 ヴァンセンヌ ディープインパクト ニホンピロウイナー
2014.6.8 1 10 ジャスタウェイ ハーツクライ Wild Again
2014.6.8 2 12 グランプリボス サクラバクシンオー サンデーサイレンス
2013.6.2 1 10 ロードカナロア キングカメハメハ Storm Cat
2013.6.2 2 2 ショウナンマイティ マンハッタンカフェ Storm Cat
2012.6.3 1 4 ストロングリターン シンボリクリスエス Smart Strike
2012.6.3 2 3 グランプリボス サクラバクシンオー サンデーサイレンス
2011.6.5 1 14 リアルインパクト ディープインパクト Meadowlake
2011.6.5 2 1 ストロングリターン シンボリクリスエス Smart Strike
2010.6.6 1 17 ショウワモダン エアジハード トニービン
2010.6.6 2 9 スーパーホーネット ロドリゴデトリアーノ エルセニョール
2009.6.7 1 3 ウオッカ タニノギムレット ルション
2009.6.7 2 6 ディープスカイ アグネスタキオン Chief's Crown
2)母父はノーザンダンサー系が一応の中心

母父ヘイルトゥリーズン系(SS系を含む)は不振。ナスルーラ系も2013年以降3着以内がなく、勝率トップを鵜呑みにはできない。3着以内に11頭を送り込み、しかも2017年サトノアラジンは7番人気、昨年のモズアスコットは9番人気で優勝と、近年好調のノーザンダンサー系を中心視したい。

〇プラス評価……母父ノーザンダンサー系
 ●マイナス評価…母父その他のヘイルトゥリーズン系

【母父の系統別成績(過去10年)】

この表は右にスクロールできます。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 1 4 4 30 3.3% 16.7% 30.0%
その他のヘイルトゥリーズン系 0 0 0 7 0.0% 0.0% 0.0%
ノーザンダンサー系 4 3 4 62 6.5% 11.3% 17.7%
ナスルーラ系 2 0 1 17 11.8% 11.8% 17.6%
ミスタープロスペクター系 1 1 1 28 3.6% 7.1% 10.7%
その他の系統 2 2 0 26 7.7% 15.4% 15.4%
3)種牡馬の出自と供用地に注目

過去10年で外国馬は未勝利。外国産馬の勝利も昨年のモズアスコットだけ。そのモズアスコットを除く勝ち馬9頭の父は、すべて日本で現役生活を送った馬たちだ。いっぽう母父は、勝ち馬10頭すべてが「外国籍(JRA-VANデータで血統を見た際にアルファベット表記)または輸入種牡馬」。この配合には注目すべきだ。

◎プラス評価……父は国内で活躍×母父は外国籍・輸入種牡馬
 ●マイナス評価…父が外国籍種牡馬・輸入種牡馬
 ●マイナス評価…母父が内国産種牡馬

4)スピード×2400mの配合がベスト

勝ち馬の父・母父には、ルションやエアジハードなどマイル前後の重賞で良績を残してきた馬がさすがに多い。いっぽう2400m戦線で高い実績を誇る馬も目立つ(Frankelも種牡馬としてソウルスターリングを送り出している)。「スピード競馬と2400m級、双方に対応できる」という配合が理想だ。

○プラス評価……父・母父どちらかがマイル前後のG1・G2勝ち馬
 ○プラス評価……父・母父どちらかが2400mG1勝ち馬

【勝ち馬の父または母父の2400m重賞実績】

この表は右にスクロールできます。

勝ち馬 父・母父の2400m重賞実績
ウオッカ 父タニノギムレットは日本ダービー馬
ショウワモダン 母父トニービンは凱旋門賞馬
リアルインパクト 父ディープインパクトは日本ダービーとジャパンC勝利
ストロングリターン 父シンボリクリスエスは日本ダービー2着、ジャパンC3着
ロードカナロア 父キングカメハメハは日本ダービー馬
ジャスタウェイ 父ハーツクライはドバイシーマクラシック勝ち馬
モーリス 父スクリーンヒーローはジャパンC勝ち馬
ロゴタイプ 父ローエングリンは2400m不出走(勝ち鞍は2200mまで)
サトノアラジン 父ディープインパクトは日本ダービーとジャパンC勝利
モズアスコット 父Frankelは2400m不出走(勝ち鞍は約10ハロンまで)
結論

スクリーンヒーロー産駒グァンチャーレが5番人気以内になるようなら面白いが、母父もヘイルトゥリーズン系なので強くは推せない。ダノンプレミアムも母父ヘイルトゥリーズン系がネックだ。ならば「父は国内で活躍×母父はノーザンダンサー系の外国籍・輸入種牡馬」という配合で、父・母父のマイル実績と2400m実績に秀でた馬をチェックすべきだろう。

ステルヴィオは父ロードカナロア(安田記念1着)×母父ファルブラヴ(芝2400mG1勝ち馬)、サングレーザーは父ディープインパクト×母父Deputy Minister(ダート1700mG1勝ち馬)で、この2頭が互角。次いで父ダノンシャンティ(NHKマイルC1着)×母父Alzao(芝2400mG3勝ち馬)のスマートオーディンか。

【ステルヴィオの血統表】

この表は右にスクロールできます。

父 ロードカナロア
 Lord Kanaloa
 2008年 鹿毛
 (新ひだか町)
キングカメハメハ
 King Kamehameha
 2001年 鹿毛(早来町)
Kingmambo
1990年(米)
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファス
1991年 黒鹿(愛)
Last Tycoon Try My Best
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
Edelweiss
レディブラッサム
 Lady Blossom
 1996年 鹿毛(千歳市)
Storm Cat
1983年(米)
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
ステルヴィオ
 Stelvio(JPN)
 牡 4歳
 父 7歳・母10歳時産駒
 2015年 鹿毛(安平町)
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
*サラトガデュー
1989年 鹿毛(米)
Cormorant His Majesty
Song Sparrow
Super Luna In Reality
Alada
*ファルブラヴ
 Falbrav
 1998年 鹿毛(愛)
Fairy King
1982年
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
Gift of the Night
1990年
Slewpy Seattle Slew
Rare Bouquet
母 ラルケット
 L'Archetto
 2005年 青鹿(早来町)
Little Nana Lithiot
Nenana Road
アズサユミ
 Azusa Yumi
 1995年 黒鹿(三石町)
*サンデーサイレンス
1986年 青鹿(米)
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ファーストクラス
1989年 栗毛(門別町)
トウショウボーイ *テスコボーイ
*ソシアルバターフライ
スイートコンコルド *パーソロン
スイートルナ