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G1特集 第69回 安田記念G1特集 第69回 安田記念

有力馬情報

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アーモンドアイ ドバイターフも制した最強馬

アーモンドアイ
G1・6連勝がかかるアーモンドアイ

前走はドバイターフに出走。道中の行きっぷり・手ごたえは終始良く、中団あたりから追走。最後の直線は抜け出すのが少し早く、最後はヴィブロスに詰め寄られたが、着差以上の完勝に見えた。現在の国内最強馬であり、持っている能力が他馬とは違うのは間違いない。昨年のジャパンカップを驚異的なレコードタイムで優勝。高速化が顕著な今の東京芝にも対応はしてくるだろうし、前走1800mの距離を使ったこともプラスに働きそうだ。取りこぼすシーンはあってもおかしくないが、連軸としての信頼性は高そうだ。

ダノンプレミアム マイル戦でG1・2勝目を目指す

ダノンプレミアム
マイラーズCを勝利したダノンプレミアム

前走マイラーズCは単勝1.3倍の圧倒的人気に応えて勝利した。少頭数で逃げ馬が不在のメンバー構成。グァンチャーレがハナへ行ったものの、案の定ペースが超スローとなり、「行った行った」の結果となった。本馬の評価が落ちるわけではないが、安田記念本番には全く結びつかないペースになったのは痛い。最近は中距離を使ってきたこともあり、スローペースばかり。久々に淀みないペースも経験しておきたかった。能力は抜群で、高速時計のマイル戦にも適性はあるはずだが、息が入らない流れを先行すると脚色が鈍る可能性は考えられる。

アエロリット ペース次第では昨年の再現も

アエロリット
得意の東京でG1・2勝目を狙うアエロリット

今年もヴィクトリアマイルは善戦止まりで、人気を裏切る形となってしまった。ただ、強引にハナを叩き、結果的にはややオーバーペースになった。それでも勝ち馬ノームコアからは0.4秒差でであり、よく踏みとどまったという印象だ。昨年の安田記念は平均的なラップを3番手で進み、最後はモズアスコットにわずかに差されての2着。これぐらいのラップを踏めれば、粘りは増すことだろう。元々東京芝コースがベスト。強い牡馬が相手でも、自分の形で競馬ができれば勝負になる。今回もハナへは行けそうなので、いかに絶妙なペースで引っ張れるかがカギだ。

フィアーノロマーノ ダービー卿CTで重賞初制覇

通算成績は【6.0.0.5】で、芝1600mに限れば【4.0.0.1】。前走ダービー卿チャレンジTでは3、4番手の外目から追走し、最後の直線では残り250mあたりで早くも先頭。その後は後続の追撃を振り切り、重賞初制覇を飾った。ハンデは55キロで2着プリモシーンと同じだったが、同馬は次走ヴィクトリアマイルで2着に好走。さらに過去10年ではモーリスやショウワモダンが同じ年のダービー卿CTと安田記念を制覇している。本馬の勢いも侮れない。決め手勝負はどうかだが、時計が速いレースには適性があるはず。先行してうまいタイミングで抜け出せれば面白い。

インディチャンプ 本格化した姿をG1で

マイラーズCではダノンプレミアムに次ぐ2番人気に支持されたが、結果は4着。3番手追走から同馬を見ながらレースをしたが、最後の直線ではその差を詰め切れずに終わった。レース前から予想された展開ではあったが、これほどペースが遅くなると厳しい。度外視してもいい一戦だろう。その前は3連勝をマーク。2走前の東京新聞杯は平均ペースとなり、好内容で勝利している。本格化しており、東京コースに戻る点もプラスだろう。アーモンドアイとダノンプレミアムを相手にどこまで食い下がれるか、あらためて注目だ。