第55回 スプリンターズステークス 血統分析｜G�T特集

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ミスプロ系ロードカナロア産駒では近２年好走のダノンスマッシュが筆頭！

1）ミスタープロスペクター系の勢いに注目

過去10年でミスタープロスペクター系が６勝、勝率は12.2％。過去５年に限れば４勝、３着以内馬のべ15頭のうち10頭がこの系統だ。まずは本命候補だろう。

◎プラス評価……父ミスタープロスペクター系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）近年好走歴のある種牡馬に注意

ロードカナロアとレッドファルクスが連覇し、カレンチャン、ストレイトガール、ダノンスマッシュも連続好走。スウェプトオーヴァーボード、キングカメハメハ、アドマイヤムーンなどは複数の産駒を３着以内に送り込んでいる。同じ種牡馬の子が続けて好走するイメージが強いレースといえそうだ。

〇プラス評価……近年３着以内のある種牡馬

3）母父はナスルーラ系とサンデー〜ヘイルトゥリーズン系の争い

母父ナスルーラ系が４勝、勝率12.5％と好調。サンデーサイレンス〜ヘイルトゥリーズン系も計４勝をマークしている。嫌いたいのは未勝利のミスタープロスペクター系だ。

◎プラス評価……母父ナスルーラ系
　〇プラス評価……母父サンデーサイレンス〜ヘイルトゥリーズン系
　●マイナス評価…母父ミスタープロスペクター系

　

【母父の系統別成績（過去10年）】

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4）父・母父ともマイラーか2400ｍ型がベスト

勝ち馬の父はマイルＧ１勝ち馬がほとんど。アドマイヤムーンも1777ｍＧ１勝利があり、例外的な存在のディープインパクトもマイルＧ１馬を数多く送り出している。母父はマイラーのほか、2400ｍ適性が高い種牡馬やダートのマイル〜中距離型も目立つ。スプリント一辺倒の血統では厳しく、マイル以上への対応力が求められるレースといえる。

◎プラス評価……父がマイルＧ１勝ち馬
　◎プラス評価……母父がマイル、2400ｍ、ダート中距離のＧ１勝ち馬

　

【勝ち馬（過去10年）の父・母父重賞実績】

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結論

父がミスタープロスペクター系のマイルＧ１勝ち馬×母父がナスルーラ系かサンデーサイレンス〜ヘイルトゥリーズン系のマイル／2400ｍ／ダート中距離のＧ１勝ち馬、という配合がベスト。最近好走した種牡馬の産駒にも注目しておきたい。

まずロードカナロア産駒から３頭。２年連続で好走しているダノンスマッシュ（母父はノーザンダンサー系Hard Spunで米ダート７ハロンＧ１勝ち馬）を筆頭に、母父がナスルーラ系サクラバクシンオー（短距離型である点が気がかり）のファストフォース、母父ダイワメジャーのロードアクアまでが面白い。

あとは父サンデー系。レシステンシアは母父Lizard Islandの実績が物足りない。父ミッキーアイル×母父ハービンジャー（キングジョージ勝ち馬）のメイケイエールの方が一発はありそうだ。

【ダノンスマッシュの血統表】

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