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G1特集 第53回 スプリンターズステークスG1特集 第53回 スプリンターズステークス

調教情報

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タワーオブロンドン

ここ6週間で3戦目と使い詰めに加えて札幌→阪神→中山と転戦するかなり厳しい臨戦過程だが、前走の1週間後には坂路で800m60秒を切る追い切りをやれており、疲労残りの心配はないと見ていいだろう。今週は北村宏騎手を背にWコースだ単走追い。馬場の外目を回り、直線は軽く促された程度だったが、動きは軽快そのものだった。前走時の好状態を維持できている。

ダノンスマッシュ

札幌から帰厩後はしっかり疲れを取った後、レースの3週間前から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は坂路単走で追われ、先週は助手を背に終い重点の内容を消化。今週は川田騎手を背に強めに追われて800m52.3秒、ラスト400mは12.0−12.0秒の好時計をマークした。馬体もきっちり出来ており、ほぼ万全の仕上がりだ。

モズスーパーフレア

前走後は放牧を挟んで9月10日に栗東へ帰厩。牧場でもある程度乗り込まれていた印象で、調教量に不足はない。中間の追い切りはすべて坂路で、先週は助手を背にG?馬と併せて一杯に追われて先着し、800m49.7秒という猛稽古を消化。今週は松若騎手を背に単走で終いだけ追われ、ラスト200m11.7秒と鋭い末脚を見せた。実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。

ディアンドル

前走後は放牧を挟んで9月5日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は助手を背に坂路単走で追われ、先週は前半セーブしたとはいえラスト400m12.0−11.8秒の好時計。今週も内目を回ったとはいえ、ほとんど追われることなくラスト400m11.9−11.7秒と鋭い末脚を見せた。現時点での実力は出し切れる好状態だ。

ミスターメロディ

デビュー以来初めての中2週になるが、前走の1週間後から休みなくきちんと乗り込まれており、この点は不安がないと見ていいだろう。先週の土曜日に坂路で800m54.2秒という追い切りを消化し、今週は福永騎手を背に芝コースで単走追い。終始右手前のままではあったが、動き自体は素軽さも感じられて時計的にも悪くはなかった。大敗後だが、体調面に全く問題はない。

その他の出走馬

ファンタジストは中2週続きで中山遠征という厳しい臨戦過程だが、先週は坂路で800m50.1秒の猛稽古を消化。今週も終いしっかり追われる意欲的な調整過程で、動きも悪くなく力を出し切れる仕上がり。リナーテは先々週の坂路併せ馬で800m49.0秒の自己ベストをマーク。今週は三浦騎手を背に単走ながら素軽い動きを見せており、状態面は万全。イベリスは先週の金曜日に強めの追い切りを消化。今週は坂路で浜中騎手を背に馬の後ろで我慢させ、ゴール前で横に出して併せる実戦を想定した内容で、動きも悪くなく好仕上がりだ。