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G1特集 秋華賞2023G1特集 秋華賞2023

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
リバティアイランド 139 94 86 81 73 59
ヒップホップソウル 124 86 81 72 68 68
ハーパー 121 84 81 77 61 58
モリアーナ 120 87 80 78 77 64
マスクトディーヴァ 119 86 77 70 63  
ドゥーラ 118 90 84 75 73 74
コナコースト 116 75 84 83 71 59
マラキナイア 111 81 76 75 80 64
シンリョクカ 109 81 80 77 60  
グランベルナデット 108 75 76 74 63 53
ドゥアイズ 108 73 80 77 77 73
※フェアエールング 108 76 74 71 57 61
シランケド 107 84 68 60 取消 46
※ソレイユヴィータ 107 71 82 70 64 58
※ピピオラ 107 76 75 59 ダート 53
※コンクシェル 103 74 82 78 68 74
ミシシッピテソーロ 103 82 79 74 79 76
ラヴェル 101 71 83 77 64 74
※フェステスバント 99 81 70 67 68 61
エミュー 97 78 64 78 73 71
キタウイング 88 85 63 77 80 76

フルゲート18頭。※は抽選対象(10/9時点)。

 
1)ZIのトップはリバティアイランド

ZIのトップは春に牝馬クラシック2冠を果たしたリバティアイランドで、指数は139とダントツだ。2位は124で紫苑S2着のヒップホップソウル。3位は121で桜花賞4着・オークス2着のハーパーで、以下モリアーナ(120)、マスクトディーヴァ(119)、ドゥーラ(118)あたりまでは差がなく、3番手集団は混戦だ。

2)オークスの指数が非常に優秀

補正タイムのトップもリバティアイランド。オークスでマークした指数94は非常に高く、過去10年では2018年アーモンドアイに次いで優秀だ。レースっぷりを見ても同世代の牝馬同士では力が抜けている印象があり、牝馬3冠達成は濃厚というムードだ。

3)オークス2着・3着馬を評価

オークス3着のドゥーラは前走クイーンSを制して重賞2勝目をマーク。この時の指数90は同レースとしては特別に優秀ではないが(20年レッドアネモスと同じ評価)、古馬を撃破し、勢いに乗って挑めるのが大きい。休み明けになるが、オークス2着のハーパーの評価も上げる必要があるだろう。しっかりと力を出せる状態であれば、好勝負が期待できそう。

4)紫苑SやローズSの指数は低い

近年、紫苑Sは秋華賞との関連性が高まり、今年からG2に昇格した。しかし、モリアーナがマークした指数87は同レースとしてはかなり低い。勝ち時計は1分58秒0(稍重)だが、馬場状態が非常に良かったので、これでも物足りないという評価になる。マスクトディーヴァが前走ローズSでマークした指数86も、同レースとしては低い。ただ、同レースの指数が一緒だった13年デニムアンドルビーは、秋華賞で4着にはきた。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。