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G1特集 桜花賞2022G1特集 桜花賞2022

調教情報

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ナミュール

前走後は放牧を挟んで3月25日に栗東へ帰厩。27日から今週にかけて、坂路で4本の追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週は助手を背にオープン馬と併せ、自己ベストを大きく更新する800m51.4秒を出して先着。今週は横山武騎手を背に馬場の荒れた時間帯でラスト200m12.0秒と鋭い末脚を見せた。馬体減りは気になるが、雰囲気と動きは万全という印象だ。

サークルオブライフ

前走後は自厩舎に戻って疲れを取った後、3月21日から今週にかけて、Wコースですべて助手を背に週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。先週は強めに追われて併走馬に微差先着。今週は3頭併せの真ん中に入り、終始馬なりのまま1000m66.0秒、ラスト200m11.3秒の好時計をマークして併入した。輸送前としてはほぼ万全の仕上がりといえそうだ。

プレサージュリフト

前走後は放牧を挟んで3月25日に美浦へ帰厩。レース間隔の割に帰厩時期は遅いが、牧場での乗り込みを考慮すれば調整過程に問題はないと見ていい。ここ2週は助手を背にWコース3頭併せで、先週は内を回って引っ張り気味の手応えで併入。今週は真ん中に入り、ゴール前から軽く手綱を動かされた程度で最先着した。初の関西遠征が課題だが、きっちり仕上がったと見てよさそうだ。

 
ウォーターナビレラ

前走後は短期放牧を挟んだが、先々週から3週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。先週は武騎手を背にWコースで格下馬相手とはいえ、圧巻の動きで楽々先着。今週は吉田隼騎手を背に坂路で格下馬に追走先着し、800m52.4秒、ラスト200m12.2秒と、馬場の荒れた時間帯としては優秀な時計をマークした。デビュー以来、一番といえる好状態だ。

ラブリイユアアイズ

放牧先から2月下旬に美浦へ帰厩。3月13日からは日曜坂路単走、水(木)曜にWコースで併せ馬というメニューでコンスタントに追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は坂井騎手を背に3頭併せの内に入り、追われてきっちり反応して最先着。今週は助手を背に格下馬と併せ、ゴールまで馬なりのまま楽々併入した。輸送が課題だが、現時点では休み明けとは思えない好仕上がりだ。

ライラック

前走後は放牧を挟み、レースの約2か月前となる2月前半に美浦へ帰厩。レースの約1か月から本格的に追い切りを再開し、先々週から3週続けてWコースで併せ馬をこなしており、調教量は十分だ。先週は福永騎手を背にオープン馬に追走併入。今週は石川騎手を背にオープン馬に遅れたが、手応えには余裕があり、動きに問題はなかった。関西遠征が課題も、現時点では体調面に不安はない。

ナムラクレア

前走の5日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。先週は浜中騎手を背にWコースで直線に向いてから僚馬の外に併せ、ラスト400m11.1−11.2秒の鋭い末脚で先着。今週は長谷川師を背に坂路単走で、最後まで手綱をほとんど動かされることなく、ラスト200m11.7秒の好時計をマークした。状態面は万全と見てよさそうだ。

アルーリングウェイ

前走後は放牧を挟んで3月8日に栗東へ帰厩。2日後には坂路で時計を出し始め、軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は藤岡佑騎手を背に追われ、先週は坂路で3頭併せの形で一杯に追われて好時計をマーク。今週はWコースで僚馬に追走先着し、馬場の荒れた時間帯ながら素軽い動きを見せた。現時点での実力を出し切れる好状態だ。

その他の出走馬

スターズオンアースは3週続けてWコースで僚馬と併せ、先週は杉原騎手を背に追走先着。今週は川田騎手を背に4角で内から併せ、終いは軽く追われると楽に先着して好時計を出しており、輸送前としては万全の仕上がり。ピンハイは中間、在厩調整ながらWコースで軽め2本とやや手控え気味。動きは悪くないが、調教後馬体重が大幅に減っている点は小柄な馬だけに気がかり。サブライムアンセムは2週続けて岩田望騎手を背にWコースで単走追い。終始馬なりの軽めだが、見た目以上に速い時計が出ており、好調キープと見てよさそうだ。