大阪杯2024 血統分析｜G1特集

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父ディープインパクト×母父ナスルーラ系のキラーアビリティに期待！

1）ＳＳ〜ヘイルトゥリーズン系が他の系統を圧倒

サンデーサイレンス（ＳＳ）系が勝ちまくり、昨年はヘイルトゥリーズン系モーリスの産駒が１着。他の系統は「たまに２着・３着」が精一杯だ。

◎プラス評価……父ＳＳ系
　〇プラス評価……父ヘイルトゥリーズン系

【父馬の系統別成績（過去10年／Ｇ２当時の2014〜2016年含む）】

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【連対馬の父と母父（過去10年）】

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2）母父としては３系統が互角

母父としてはミスタープロスペクター系とノーザンダンサー系が各４勝、ナスルーラ系が２勝。Ｇ１昇格後の勝率からナスルーラ系（18.2％）とミスタープロスペクター系（12.5％）をやや優位と見たい。

◎プラス評価……母父ナスルーラ系／母父ミスタープロスペクター系
　〇プラス評価……母父ノーザンダンサー系
　●マイナス評価…母父ＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系

【母父の系統別成績（過去10年／Ｇ２当時の2014〜2016年含む）】

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3）父は芝中長距離型×母父はダート中距離型という配合がベター

Ｇ１昇格後の連対馬の父には2400ｍ以上のＧ１実績を持つ馬がズラリ。中距離タイプなら「海外に出て2000ｍＧ１を勝つ」くらいの底力は欲しい。いっぽう母父を見ると、北米のダート中距離で活躍した馬が多い。やはりダートで強かったクロフネを母父に持つ馬も有力だ。

◎プラス評価……父が2400ｍ以上のＧ１勝ち馬
　〇プラス評価……父が海外2000ｍＧ１の勝ち馬
　◎プラス評価……母父が北米ダートＧ１勝ち馬／母父クロフネ

【過去７年の連対馬　父・母父の現役時実績】

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4）ノーザンファーム生産馬と母母父ナスルーラ系に要注目

近７年の勝ち馬７頭中５頭、連対馬のべ14頭中８頭がノーザンファーム生産馬。また勝ち馬の多くが「母〜四代母にＧ１（特に北米ダート）勝ち馬がいる」という条件を満たしている。勝ち馬７頭中５頭の母母父がナスルーラ系である点も特筆事項だ。

〇プラス評価……ノーザンファーム生産馬
　〇プラス評価……母〜四代母にＧ１勝ち馬がいる
　〇プラス評価……母母父がナスルーラ系

結論

キラーアビリティは、父ディープインパクト、母父はナスルーラ系でハリウッドゴールドＣなどを勝ったCongaree、母キラーグレイシスも北米Ｇ１の勝ち馬、母母父はナスルーラ系Old Trieste、そしてノーザンファーム生産馬。各種プラス条件を文句なく満たしている。昨年も◎に抜擢したものの13着と意外なほど走らなかったが、再度期待したい。

対抗には以下の３頭。プラダリアは父ディープインパクト×母父クロフネ、曾祖母リトルオードリーはＧ２勝ち馬。ハーパーは父ハーツクライ×母セレスタ（アルゼンチンＧ１馬）×母父Jump Start（ナスルーラ系／北米ダートＧ２勝ち馬）でノーザンファーム生産馬。ソールオリエンスは父キタサンブラック×母スキア（仏Ｇ３馬）×母父Motivator（ノーザンダンサー系／英ダービー馬）×母母父Quest for Fame（ナスルーラ系）。

父の血統からタスティエーラ、ステラヴェローチェ、ベラジオオペラあたりは２着までか。

【キラーアビリティの血統表】

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