優駿牝馬（オークス）2022 レース結果回顧・払戻｜G1特集

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レース結果

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スターズオンアース、牝馬クラシック2冠を達成！

第83回オークスはC.ルメール騎手騎乗のスターズオンアースが中団の外で追走すると、最後の直線は外から末脚を伸ばして差し切り勝ち。桜花賞に続く勝利を飾り、牝馬クラシック2冠を達成した。勝ちタイムは2分23秒9（良）。鞍上のルメール騎手は2017年ソウルスターリング、18年アーモンドアイに続き、このレースは3勝目。本馬を管理する高柳瑞樹調教師はこのレース初勝利となった。

2着は1馬身1/4差でD.レーン騎手騎乗の10番人気スタニングローズ。3着も1馬身1/4差で横山武史騎手騎乗の4番人気ナミュール。なお、1番人気に支持されたサークルオブライフは出遅れが響き12着に敗れた。また、5番サウンドビバーチェはレース直前に競走除外となった。

レース展開・総括

ニシノラブウインクが先頭でレースを引っ張る

スタートで6番サークルオブライフが出遅れた。17番ニシノラブウインクが飛び出して外から前へ。先頭に立って1コーナーに入り、リードを広げた。2番手に13番パーソナルハイ。2馬身差の3番手に3番アートハウス。1馬身差の4番手に10番ラブパイロー。縦に並んで1馬身差で2番スタニングローズ、16番プレサージュリフト、それから中団にかけて9番エリカヴィータ、18番スターズオンアース。差がなくインに8番ナミュール、外に15番ピンハイ。その後ろから1番ウォーターナビレラ、11番ベルクレスタ、4番ルージュエヴァイユ、14番シーグラス。2馬身差で後方にかけて12番ライラック。1馬身差で7番ホウオウバニラ、差がなく最後方からサークルオブライフという隊列になった。

前半1000m通過は60秒6でスローペース。ニシノラブウインクのリードは2馬身半ほどになり、3コーナーを通過。パーソナルハイが2番手。3番手には変わらずアートハウス。その後ろも隊列は縦長のままだった。

外からスターズオンアースが差し切る

最後の直線に入るとニシノラブウインクはそのまま内めへ。パーソナルハイは馬場の4分どころへ。アートハウスは馬場の真ん中から追い出しにかかった。アートハウスの外からスタニングローズが馬体を併せ、その外からはスターズオンアースが迫ってきた。ナミュールとプレサージュリフトはアートハウスの内を突いて末脚を伸ばそうとした。

残り200mでアートハウスがつかまり、末脚の勢いがいいナミュール、スタニングローズ、スターズオンアースが交わしていく。最後はこの3頭の争いのなか、一番外のスターズオンアースの末脚が勝り、一気に突き抜けた。2着にスタニングローズ、3着にナミュールが入った。

秋は3冠に挑む戦いに注目

スターズオンアースは見事に牝馬クラシック2冠を達成。大外枠からの発走だったが、しっかりと中団で折り合い、勢いをつけて最後の直線に入ると、素晴らしい末脚を繰り出して一気に差し切った。大接戦だった桜花賞に比べると、今回は完勝と言える内容。距離適性の面で、このメンバーでは一枚上だったようだ。何はともあれ末脚が堅実で、成績が非常に安定している。3冠を目指す秋の戦いには一層注目が集まることだろう。

【優駿牝馬（オークス）2022　成績表】

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