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前走後も在厩調整で、レース翌週に坂路入りを再開。4月27日から今週にかけて、すべて助手を背にWコースで6本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。先週は僚馬に手応え劣勢で併入も、1000m64.0秒としっかり負荷をかける内容を消化。今週は僚馬2頭に先行する形から併入という内容で、楽な手応えのまま、ラスト200m11.1秒をマークした。万全の仕上がりと見てよさそうだ。
前走後も在厩調整で、レース翌週に坂路入りを再開。4月29日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は川田騎手を背に併せ馬で、先週はWコースで終い追い出されると僚馬を一気に突き放す鋭い伸びを披露。今週は坂路で800m54.6秒と軽めだったが、相手に合わせる余裕十分の動きだった。輸送前としては、ほぼ万全の仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで4月末に美浦へ帰厩。5月5日から今週にかけて、3週続けてWコースで併せ馬をこなしており、調教量に不足はない。先週は杉原騎手を背に追走先着し、ラスト200m11.3秒をマーク。今週はルメール騎手を背にラスト200m過ぎに抑えられていた手綱を放すと、スムーズに加速して併走馬を突き放した。勝った前走時の状態をきちんと維持できている。
前走後は放牧を挟んで4月末に栗東へ帰厩。5月5日からきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週はWコースで同じオープン馬と併せ、先週は武騎手を背に手応え劣勢での併入だったが、時計的には合格点。今週は吉田隼騎手を背に軽めの内容だったが、終始楽な手応えのままゴールした。上積みは薄いが、前走時の好状態を維持できている。
前走後は放牧を挟んで5月10日に栗東へ帰厩。レースの12日前と帰厩時期は遅いが、先週からきちんと追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は終いだけ一杯に追われてラスト200m12.0秒をマーク。今週も前半セーブして終い重点という先週とほぼ同じ内容だった。馬体の維持が課題だが、輸送前の現時点では体調面に不安はない。
前走後はしっかり疲れを取り、レースの9日後に坂路入りを再開。中間はWコースで3本の併せ馬をこなしており、調整過程は極めて順調だ。先週は助手を背にオープン馬相手に先行の形から併入。今週は福永騎手を背に格下馬と併せ、やや内を回って1000m68.6秒と軽めの負荷ではあったが、手応え優勢で併入した。前走で仕上がっていただけに上積みは薄いが、好調キープと見てよさそうだ。
前走から中3週ながら、軽めのものを含めて5本の追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週はWコースで同じ馬と併せ、先週は助手を背に手応え優勢で追走併入。今週は池添騎手を背に先週とほぼ同じ形で直線に向き、終始楽な手応えのまま先着し、ラスト200m11.6秒としっかり時計も出ていた。現時点での実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで5月上旬に美浦へ帰厩。8日から今週にかけて週2本ずつ、計4本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は助手を背に手応え優勢で併入。今週は戸崎騎手を背にラスト200mこそ先週より遅かったが、馬なりのまま併入して1000m67.8秒としっかり時計を出した。状態面に不安はなく、実力を出し切れる仕上がりだ。
ベルクレスタは4月末から4週連続の併せ馬をこなしており、乗り込み入念。吉田隼騎手が騎乗したここ2週の併せ馬の動きも良く、体調面は良好。スタニングローズは放牧を挟んで4月末に栗東へ帰厩し、調整過程は順調。助手騎乗で単走だった先週の動きも良かったが、レーン騎手を背に併せ馬の今週も追い出されると反応良く加速しており、状態面は万全。ピンハイは軽めの追い切りのみという点は前走の結果から見てまったく問題はないが、調教後馬体重から推測するとさらに馬体を減らしての出走になりそうで、その点は注意したい。