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マイルチャンピオンシップ2025
有力馬情報

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ジャンタルマンタル マイルG1・4勝目を目指す

ジャンタルマンタル
25年安田記念を完勝したジャンタルマンタル

24年香港マイル13着以来、半年ぶりの休み明けだった安田記念では3番手追走から、直線で堂々と抜け出して優勝。貫録を見せる見事な勝ち方だった。前走富士Sはガイアフォースとの叩き合いの末、半馬身及ばず2着(0.1秒差)に終わったが、勝ち馬よりも斤量が2キロ重かったので、勝ちに等しい内容だ。京都芝は23年デイリー杯2歳Sを含み2戦2勝の成績なのでコース替わりに不安はない。マイルG1・4勝目を目指す。


アスコリピチェーノ 国内はオール連対

アスコリピチェーノ
25年ヴィクトリアマイルで大外一気を決めたアスコリピチェーノ

24年NHKマイルCでは直線内での不利から巻き返してジャンタルマンタルの2着という実績がある。2走前のヴィクトリアマイルでは直線大外から豪快に末脚を伸ばし、まとめて差し切り優勝。23年阪神ジュベナイルフィリーズ以来となるG1・2勝目を飾った。海外を除いた国内成績は【5.2.0.0】でオール連対。特にマイル戦での自在性と力強さは目を引くものがある。今度はジャンタルマンタルらを打倒し、G1・3勝目なるか。


ガイアフォース 京都芝1600mでも

ガイアフォース
25年富士Sを勝利したガイアフォース

G1は24年フェブラリーS2着、25年安田記念2着の好走実績があり、左回りのマイル戦がベスト。ただ、23年マイラーズCでシュネルマイスターとクビ差の2着(3着ソウルラッシュともクビ差)の実績があり、京都芝1600mでも強い相手にハイレベルな走りを見せている。前走富士Sはスローペースの流れを2番手で追走し、直線はジャンタルマンタルとの競り合いを制し、重賞2勝目を飾った。いい雰囲気でG1初制覇に挑めそうだ。


ソウルラッシュ 連覇がかかる一戦

ソウルラッシュ
25年マイルチャンピオンシップでG1初制覇を果たしたソウルラッシュ

昨年の本競走で待望のG1初制覇を飾った後も好成績をキープ。特にロマンチックウォリアーを差し切って勝利した今年のドバイターフは素晴らしかった。前走富士Sはジャンタルマンタルを見ながらレースを進めるも3着。直線はやや伸びを欠いたように見えるが、斤量59キロを背負い、スローペースになってしまったことを考えると仕方がないか。ただ、今回も速い逃げ馬が不在なため、ペースが落ち着いてしまいそうな心配はある。


レーベンスティール 重賞4勝の実力馬

レーベンスティール
25年毎日王冠を制したレーベンスティール

24年オールカマーを制した後、天皇賞(秋)8着、アメリカジョッキークラブC12着、しらさぎS7着と人気を大きく下回る成績が続いていた。しかし、前走毎日王冠は3番手に取りつき、直線ではホウオウビスケッツやサトノシャイニングとの叩き合いを制して重賞4勝目を飾った。G1ではまだ好結果が出ておらず、マイル戦にも対応できているとは言えないが、通用してもおかしくないポテンシャルはある。京都替わりも未知数だが、楽しみな一戦だ。


 
エルトンバローズ 昨年の本競走2着

マイルチャンピオンシップは3年連続3回目の出走。24年は中京記念3着→毎日王冠3着を経て、本競走はソウルラッシュの2着。今年は9か月ぶりの休み明けで中京記念に出走し8着、続く前走毎日王冠は5着。前年と同じローテーションだが成績は前年より下がっている。ただ、前走は上がり3ハロン33秒8をマークし、勝ち馬とは0.5秒差。力が落ちていると決まったわけではない。巻き返して上位争いに加わることも可能だろう。


オフトレイル 京都芝の成績は抜群

オフトレイル
25年スワンSを勝利したオフトレイル

前走スワンSは中団と後方の間ぐらいの位置で脚を溜め、直線で外に持ち出されると、鋭い末脚を繰り出し、一気に突き抜けて優勝(勝ちタイム1分18秒9はコースレコード)。24年ラジオNIKKEI賞以来となる重賞2勝目を飾った。京都芝1400〜1800mの成績は3度の重賞好走を含めて【3.3.1.0】と抜群。今回はG1なので今までのようにうまくいくかわからないが、末脚を発揮できる展開になれば面白い。


ウインマーベル マイル戦は十分に守備範囲

昨年の本競走で10番人気ながら3着と好走。距離1200〜1400mがベストという印象が強かったが、マイル戦は単に走っていなかっただけで、十分守備範囲だったようだ。3走前は1351ターフスプリント(サウジアラビアG2・芝1351m)でアスコリピチェーノの2着、続く安田記念は勝ち馬と0.4秒差の5着といい競馬を続けている。前走スワンSは約4か月ぶりの休み明けで4着。今年も軽視はしない方がいいだろう。


マジックサンズ 休み明けの富士Sは10着

マジックサンズ
マジックサンズは変わり身を見せられるか

2走前のNHKマイルCは直線内からうまく追い込んでパンジャタワーの2着。前走富士Sは1枠1番からいいスタートを切った後、やや引っ掛かったせいかジョッキーが押さえ込み気味に追走。直線では完全に伸びを欠いて10着に敗れた。24年ホープフルSも2番人気で16着と惨敗したので、もしかすると休み明けは良くないのかもしれない。古馬相手にG1でどうかという面はあるが、見直す余地はあるだろう。


ラヴァンダ 連勝で勢いに乗る

ラヴァンダ
25年アイルランドTで重賞初制覇を飾ったラヴァンダ

2走前の仲秋S(3勝クラス・阪神芝1600m)で2勝目を飾り、前走はアイルランドTに出走。8枠15番のスタートから中団外で追走すると、直線では外からグイグイと末脚を伸ばし、最後はカナテープやアンゴラブラックとの競り合いを制して重賞初制覇を飾った。今年3月から6戦連続で3着以内と、安定かつ充実している。京都芝1600mも力を出せる舞台。相手は前走よりも強くなるが、どこまで通用するか楽しみだ。