競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN

G1特集 マイルチャンピオンシップ2023G1特集 マイルチャンピオンシップ2023

有力馬情報

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > マイルチャンピオンシップ > 有力馬情報

セリフォス 父子での連覇を目指す

セリフォス
本競走連覇を狙うセリフォス

阪神芝1600mで行われた22年のマイルチャンピオンシップでは、直線外から豪快に差し切りG1初制覇を果たした。続くドバイターフ(芝1800m)は5着と敗れたが、前走安田記念はソングラインの決め手に屈したものの2着と巻き返した。芝1600mの成績は【5.2.0.2】と安定しており、国内ではG1でも大きく崩れる気配がない。今回は休み明けで、初となる京都がどうかという未知な面もあるが、これまでの実績と地力を信頼したいところ。もし勝利すれば、ダイワメジャー(06年・07年)との父子による連覇という快挙となる。

エルトンバローズ 4連勝中の3歳馬

エルトンバローズ
毎日王冠を勝利したエルトンバローズ

前走毎日王冠は4番手追走から抜け出し、最後は後続の猛追を振り切って勝利した。2着ソングラインと3着シュネルマイスターが、道中でもう少しスムーズなレース運びができていれば勝敗はわからなかったが、G1級の古馬を相手に好勝負できたのは大きな収穫だ。3走前には内回りコースながら京都芝1600mを勝っているので、コース替わりも心配はないだろう。過去10年の本競走では、ペルシアンナイト(17年)、ステルヴィオ(18年)、セリフォス(22年)と3歳馬が3頭勝利している。今年は4連勝中の本馬がマイル王を目指す。

シュネルマイスター 京都芝外回りのマイラーズCを勝利

シュネルマイスター
マイラーズCを鮮やかに差し切ったシュネルマイスター

京都競馬場がリニューアルオープンした週に行われたマイラーズC(3走前)を、メンバー中最速の上がり3ハロン32秒9の末脚で、直線外から差し切って勝利した。着差以上に強いレース内容であり、さすがマイルG1馬という底力を見せた。2走前の安田記念は上がり3ハロン32秒8の脚を繰り出すも3着。前走毎日王冠は1枠スタートだったので外に持ち出すのに手間取り最後は猛追するも3着。高い能力を存分に見せているものの、近2走の結果は不満だろう。メンバー中唯一、京都芝外回りで勝利を挙げている点は強み。今回はなんとしても1着がほしい。

 
ソウルラッシュ ハンデ59キロで京成杯AHを制す

4走前の22年マイルチャンピオンシップは、2着ダノンザキッドと0.1秒差の4着と善戦。3走前のマイラーズカップは1着シュネルマイスターと0.1秒差の3着と好走。安田記念9着を挟んだ前走京成杯オータムハンデキャップは、好位から抜け出して重賞2勝目を飾った。トップハンデの59キロだったので決して簡単なレースではなかったが、G3では地力の違うところを見せた。G1であっても展開が向いたりするなど、ほんの少し運に恵まれれば馬券圏内に入ることも十分可能。騎乗予定のJ.モレイラ騎手にも期待したいところ。

ナミュール 富士Sを快勝し、重賞2勝目

今春のG1は道中で不利もあったが、ヴィクトリアマイル7着、安田記念16着と全くいいところがなかった。しかし、前走富士Sは淀みないペースのなか中団で追走し、最後の直線は馬群の真ん中を割って抜け出すと、レッドモンレーヴの追撃を振り切って勝利した。22年チューリップ賞以来となる久々の勝利で、重賞は2勝目。春に比べると状態面も良くなっている印象を受ける。本競走でのハービンジャー産駒と言えば、3年連続(17〜19年)で好走したペルシアンナイトが思い浮かぶ。本馬にも京都芝の適性が備わっていれば、勝ち負けになっても不思議はない。