第38回 マイルチャンピオンシップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
マイルチャンピオンシップを丸裸にしてみよう！

昨年は1番人気グランアレグリアが優勝。２着に３番人気インディチャンプ、３着に５番人気アドマイヤマーズが入った。

※昨年同様に今年も阪神競馬場で行われるが、京都開催を含めた2011年以降過去10年のデータを中心に分析する。

１）堅めの決着が目立つ

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【1.2.2.5】。昨年のグランアレグリアの１勝のみで、連対率30％・複勝率50％とやや低い。２番人気馬は【1.3.0.6】で2013年トーセンラーが勝利し、連対率・複勝率40％。１・２番人気馬でのべ２勝と少なく、４番人気馬が最多の３勝、３・５番人気馬が各２勝、８番人気馬が１勝。２着馬は３番人気以内に９頭、３着馬はすべて９番人気以内でおさまっている。

３連単で10万円以上の波乱となったのは２回だが、ともに14年以前に出ている。15年以降近６年の３着以内馬はすべて７番人気以内で、いずれも３連単６万円以下と堅めの決着が続いている。今年と同じく阪神で行われた昨年は１→３→５番人気で、３連単4480円と堅い決着でおさまった。

２）４歳馬が最多の５勝

年齢別成績は、４歳馬が【5.5.4.23】。一昨年のインディチャンプら最多の５勝をあげ、連対率27.0％・複勝率37.8％と抜けて高い。出走数最多の５歳馬は【2.4.4.51】で、16年ミッキーアイルら２勝。差はあるものの、複勝率16.4％は４歳馬に次いで高い。

また、３歳馬は【2.0.1.32】で18年ステルヴィオら２勝をあげ、複勝率8.6％。６歳馬は【1.1.1.24】で14年ダノンシャークが勝利し、複勝率11.1％。なお、７歳以上の馬は【0.0.0.17】と苦戦傾向にある。

３）近６年の３着以内馬はすべて前走５着以内

前走レース別成績は、出走数最多の富士Ｓ組が【3.3.1.44】。17年ペルシアンナイトら最多の３勝をあげており、連対率11.8％・複勝率13.7％。この組は前走富士Ｓで勝利した馬が【1.1.1.3】で連対率33.3％・複勝率50.0％と非常に高い。同じく前哨戦のスワンＳ組は【0.4.2.34】で勝ち星がなく、連対率10.0％・複勝率15.0％。好走馬６頭中はすべて前走で３着以内だった。

前走着順別成績は、前走10着以下だった馬は【0.0.0.38】と不振。2015年以降近６年の３着以内馬18頭はすべて前走で５着以内に入っていた。

４）阪神芝1600ｍ戦は前走１番人気１着馬、継続騎乗の馬に注目

阪神芝1600ｍで行われた2016年以降の３歳以上・３勝クラス以上のレースは昨年のマイルＣＳを含めて全25鞍あり、前走１着馬は【7.4.7.21】で連対率28.2％・複勝率46.2％と優秀だ。このうち前走１番人気だった馬は【5.3.2.3】で連対率61.5％・複勝率76.9％と非常に高い。

また前走から継続騎乗か乗り替わりかの比較では、乗り替わりの馬が【12.13.12.198】で連対率10.6％・複勝率15.7％。対して、継続騎乗の馬は【13.12.13.77】で連対率21.7％・複勝率33.0％。継続騎乗の馬が連対率・複勝率ともに２倍以上高い率を残している。

【マイルチャンピオンシップ過去10年】

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