第36回 マイルチャンピオンシップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
マイルチャンピオンシップを丸裸にしてみよう！

昨年は５番人気の３歳馬ステルヴィオが勝利。２着に３番人気ペルシアンナイト、３着に４番人気アルアインの４歳馬２頭が入った。

１）近４年は比較的堅めの決着

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【1.2.2.5】。2009年カンパニーの１勝のみで、連対率30％・複勝率50％とやや低め。２番人気馬は【1.3.1.5】で13年トーセンラーが勝利し、連対率40％・複勝率50％。以下、４番人気馬が一昨年のペルシアンナイトら最多の３勝、５番人気馬が昨年のステルヴィオら２勝、３・８・13番人気馬が１勝ずつ。13番人気馬の勝利は10年エーシンフォワード。２・３着馬も下位人気まで幅広く分布している。

３連単で10万円以上の波乱となったのは４回だが、すべて14年以前に出ている。15年以降近４年の３着以内馬はすべて７番人気以内で、比較的堅めの決着が続いている。

２）４歳馬が好成績

年齢別成績は、４歳馬が【3.6.4.23】。15年モーリスら３勝をあげ、連対率25.0％・複勝率36.1％と非常に高い。出走数最多の５歳馬は【3.3.3.49】で16年ミッキーアイルら３勝。差はあるものの、複勝率15.5％で４歳馬に次いで高い。

また、６歳馬は【1.1.1.30】で14年ダノンシャークの１勝のみで、複勝率9.1％。３歳馬は【2.0.2.31】で近２年の勝ち馬が出ているものの、連対率5.7％と低い。なお、７歳以上の馬は【1.0.0.16】で、09年優勝のカンパニー（当時８歳）しか好走していない。

３）富士Ｓ組は前走１着馬に注目

前走レース別成績で、出走数が特に多いのが前哨戦の富士Ｓ組とスワンＳ組。

富士Ｓ組は【3.5.1.44】で、連対率15.1％・複勝率17.0％。この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【1.2.1.3】。11年エイシンアポロンが勝利し、連対率42.9％。複勝率57.1％と優秀だ。なお、前走５着以下から勝利した14年ダノンシャーク、一昨年のペルシアンナイトはともにその年のＧ１で４着以内に入っていた。

スワンＳ組は【1.4.1.32】で10年エーシンフォワードが勝利し、連対率13.2％・複勝率15.8％。この組は前走３着以内だった馬がのべ【0.4.1.10】。勝ち馬こそいないが、この組の３着以内馬６頭中５頭は前走スワンＳで３着以内に入っていた。例外は10年１着エーシンフォワード（前走８着）のみ。同馬はその年の高松宮記念で３着に入っていた。

４）その他の組はＧ１連対実績をチェック

その他の前走レースでは、天皇賞・秋組が【2.0.2.13】。12年サダムパテックら２勝をあげ、複勝率23.5％。この組の３着以内馬４頭はすべて過去にＧ１連対経験があった。

京都大賞典組は13年トーセンラー、安田記念組は15年モーリスがそれぞれ勝利。両馬はその年のＧ１で連対実績があった。

また、スプリンターズＳ組は【1.1.0.7】で16年ミッキーアイルが優勝。この組の連対馬２頭は過去にマイルＧ１での連対経験があった。

【マイルチャンピオンシップ過去10年】

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