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G1特集 第36回 マイルチャンピオンシップG1特集 第36回 マイルチャンピオンシップ

調教情報

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ダノンプレミアム

デビュー以来一貫して間隔をあけて使われて来た馬で、中2週という間隔は初めてだが、きちんと調教をこなしており、この点に関しては問題ないと見ていいだろう。先週は金曜にWコース単走で長めからの追い切りを消化。今週は助手を背に坂路単走で追われて際立つ動きではなかったが、馬場の荒れた時間帯だった分もあるだろう。現時点の実力は出せる状態だ。

ダノンキングリー

前走後は放牧を挟んで10月30日に美浦へ帰厩。先週、今週と2本ずつ合計4本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背に僚馬と併せ、先週はWコースで直線びっしり追われて大きく先着。今週はPコースで格下馬を追走して直線は内に併せ、軽く仕掛けた程度でラスト200m11秒台を出して併入した。初の関西遠征が課題だが、現時点では万全の仕上がりだ。

インディチャンプ

前走後は放牧を挟んで10月22日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は坂路でオープン馬と併せ、先週は福永騎手騎乗で楽に先着して800m50.3秒の好時計をマーク。今週は池添騎手を背に終い重点だったが、ラスト200mだけで一気に突き放す豪快な動きを披露した。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

ダイアトニック

デビュー以来初めて中2週という短い間隔でのレースになるが、1週前からしっかり追い切られており、順調な調整過程といえる。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は金曜に800m51.7秒、ラスト200m12.2秒の好時計をマーク。今週は終い重点でやや軽めの内容だったが、ラスト200m手前から仕掛けられてからは素軽い動きを見せた。前走時の好状態を維持できている。

アルアイン

昨年と同じく天皇賞から中2週という臨戦過程だが、ほぼ同様といえる追い切り内容をこなしており、調整過程に問題はない。今週は水口騎手を背に坂路で僚馬の後ろからスタート。ラスト400m過ぎに内から並びかけ、最後は強めに追われて併入した。800m52.5秒、ラスト200m12.5秒という時計は手応えや馬場状態を考えるとやや物足りない数字で、大きな上積みは感じられない。

その他の出走馬

レイエンダの最終追い切りは杉原騎手を背にWコース単走で、直線で軽く仕掛けられた程度だったが動き自体は軽快そのもので、前走時の好状態を維持。ペルシアンナイトは3週続けてWコース併せ馬で、先週は長めから強めの内容を消化。今週はマーフィー騎手を背にごく軽めの内容に終始して体調自体は良さそうだが、中身はどうか。モズアスコットは2週続けて坂路で追われ、先週は金曜に800m49.4秒の自己ベストをマーク。今週は和田騎手を背に僚馬と併せ、余裕残しの手応えで大きく突き放す圧巻の動きを見せており、状態面は万全だ。