第72回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気レシステンシアが逃げ切って勝利。２着に６番人気マルターズディオサ、３着に３番人気クラヴァシュドールが入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。一昨年のダノンファンタジーら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【1.3.0.6】で、2017年ラッキーライラックが勝利。以下、５番人気馬が３勝、４番人気馬が２勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内の馬だった。

対して、２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。ただし、３連単で10万円以上となったのは、５→15→10番人気の順で304万7070円の大波乱となった12年のみ。16年以降・近４年の３着以内馬はすべて６番人気以内で、堅めの決着が続いている。

２）キャリア２戦の馬が過半数の６勝

キャリア別成績は、２戦の馬が【6.3.5.32】。昨年のレシステンシアら過半数の６勝をあげ、勝率13.0％・連対率19.6％・複勝率30.4％でいずれもトップだ。昨年は１・３着馬が該当している。

出走数最多の３戦の馬は【3.3.3.52】で15年メジャーエンブレムら３勝をあげるも、連対率9.8％・複勝率14.8％と２戦の馬に差をつけられている。また、１戦の馬は【1.0.1.13】で11年ジョワドヴィーヴルが勝利し、複勝率13.3％。勝ち馬はすべてキャリア３戦以内の馬だった。４戦の馬は【0.4.1.27】で勝ち星こそないが、複勝率15.6％と２戦に次いで高い。なお、５戦以上の馬は【0.0.0.24】と不振傾向にある。

３）前走アルテミスＳ連対馬が好相性

前走レース別成績は、出走数最多のファンタジーＳ組が【3.2.1.34】。12年ローブティサージュら３勝で、連対率12.5％・複勝率15.0％とやや低め。ただ、前走１着馬が一昨年のダノンファンタジー、昨年のレシステンシアと続けて優勝。３着以内馬６頭はいずれも前走で３着以内に入っていた。Ｇ３となった14年以降のアルテミスＳ組は【2.3.2.14】で17年ラッキーライラックら２勝をあげ、連対率23.8％・複勝率33.3％と高い。この組は前走連対した馬が【2.2.2.4】で、連対率40.0％・複勝率60.0％と非常に高い。

その他の前走重賞組では、札幌２歳Ｓ組【1.0.0.2】、デイリー杯２歳Ｓ組【1.0.0.4】でそれぞれ１勝ずつ。また、勝ち馬こそ出ていないものの、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.3】、京王杯２歳Ｓ組【0.0.2.2】、サウジアラビアＲＣ組【0.0.1.0】。少数ながら、前走で牡馬混合重賞を使われた馬から好走馬が出ている。

４）１勝クラス組は前走コースに注目

前走重賞組以外では、オープン特別のアイビーＳ組が【1.1.0.0】で16年ソウルスターリングが勝利し、好相性だ。

前走新馬戦組は【1.0.1.13】で11年ジョワドヴィーヴルが勝利するも、13年以降は好走馬が出ていない。前走未勝利戦組も【0.0.0.11】と不振傾向にある。

前走１勝クラス組は【1.3.2.44】で14年ショウナンアデラが勝利し、連対率8.0％・複勝率12.0％。３着以内馬は前走で東京芝1400ｍ【1.0.1.4】、京都芝1400ｍ【0.1.0.5】、京都芝1600ｍ【0.1.0.8】、中山芝1600ｍ【0.1.0.2】、東京芝1600ｍ【0.0.1.8】と５つのコースから出ていた。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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