第71回 阪神ジュベナイルフィリーズ 指数分析｜G�T特集

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【出走予定馬のＺＩと過去５走の補正タイム】

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１）ＺＩのトップはウーマンズハート

ＺＩのトップは新潟２歳Ｓを制したウーマンズハート（122）。２位はアルテミスＳを勝ったリアアメリア（119）で、３位はファンタジーＳの覇者レシステンシア（115）。重賞ウイナーが上位を占めた。

２）補正タイムのトップはクラヴァシュドール

補正タイムのトップはクラヴァシュドール（94）。前走サウジアラビアロイヤルＣは２着に敗れたが、勝ったサリオスがとてつもなく強かった。レコードから0.2秒差という走破時計は非常に評価できる。2017年に同レースを制したダノンプレミアムに匹敵するレベルの内容だ。

３）リアアメリアにも大きな期待

補正タイムの２位はリアアメリア（92）。アルテミスＳの時計は水準よりも少し速い程度だが、近年は出世レースになっている。特に上位人気で勝利した17年のラッキーライラック（２番人気）や16年のリスグラシュー（１番人気）は、阪神ジュベナイルフィリーズでも好走している。リアアメリアにも大きな期待がかかる。

４）新潟２歳ＳやファンタジーＳの指数も高い

前走新潟２歳Ｓを制したウーマンズハート（91）も強い馬。15年のロードクエストや13年のハープスターには及ばないが、同レースとしては指数が高い。ファンタジーＳの勝ち馬レシステンシア（89）も指数は決して低くない。昨年のダノンファンタジーと同じ評価。今年は指数が高い馬が多く、かなりハイレベルな戦いになりそうだ。

＜用語解説＞

ＺＩ（ゼットアイ）

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ＺＩ最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に２番目の馬より５以上の差をつけている場合、特別な理由（休み明け、前走と大きく異なる条件など）がない限り、信頼できる。ただし、ＺＩ最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム（そのレースの平均的な勝ちタイム）とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。