第71回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ダノンファンタジーが勝利。２着に２番人気クロノジェネシス、３着に４番人気ビーチサンバが入った。

１）堅めの決着が多い一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。昨年のダノンファンタジーら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【2.3.0.5】で、一昨年のラッキーライラックら２勝をあげている。以下、５番人気馬が３勝、４番人気馬が１勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内の馬だった。

対して、２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。それでも馬連での万馬券は３連単300万円超の大波乱となった12年の１回のみ。特に近３年は上位４番人気以内の馬が１〜３着を占めており、堅い決着が続いている。

２）勝ち馬はキャリア３戦以内

キャリア別成績は、２戦の馬が【5.3.4.28】。16年ソウルスターリングら最多の５勝をあげ、勝率12.5％・連対率20.0％・複勝率30.0％でいずれもトップだ。昨年は２・３着馬が該当している。

出走数最多の３戦の馬は【4.2.3.55】。15年メジャーエンブレムら４勝をあげ、連対率9.4％・複勝率14.1％。また、１戦の馬は【1.0.1.14】で11年ジョワドヴィーヴルが勝利し、複勝率12.5％。勝ち馬はすべてキャリア３戦以内の馬だった。４戦の馬は【0.4.2.29】で勝ち星こそないが、複勝率17.1％と２戦に次いで高い。なお、５戦以上の馬は【0.1.0.24】と苦戦傾向にある。

３）前走アルテミスＳ連対馬が好相性

前走レース別成績は、出走数最多のファンタジーＳ組が【2.2.2.35】。12年ローブティサージュら２勝で、連対率9.8％・複勝率14.6％とやや低め。この組の３着以内馬６頭はすべて前走３着以内だった。Ｇ３となった14年以降のアルテミスＳ組は【2.3.2.11】で一昨年のラッキーライラックら２勝をあげ、連対率27.8％・複勝率38.9％と優秀だ。この組で前走連対した馬は【2.2.2.3】で、連対率44.4％・複勝率66.7％と非常に高い。

その他の前走重賞組では、札幌２歳Ｓ組【1.0.0.2】、デイリー杯２歳Ｓ組【1.0.0.4】で１勝ずつ。また、勝ち星こそ出ていないものの、京王杯２歳Ｓ組【0.1.2.2】、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.3】。少数ながら、前走で牡馬混合重賞を使われた馬から好走馬が出ている。

４）500万下組、新馬戦組は前走コースに注目

前走重賞組以外では、オープン特別のアイビーＳ組が【1.1.0.0】で16年ソウルスターリングが勝利し、好相性だ。

前走500万下組（現１勝クラス）は【2.2.2.47】で、14年ショウナンアデラら２勝。３着以内馬を出しているのは、東京芝1400ｍ【1.0.1.4】、東京芝1600ｍ【1.0.1.7】、京都芝1400ｍ【0.1.0.6】、京都芝1600ｍ【0.1.0.12】の４コース。また、前走新馬戦組では京都芝1600ｍ【1.0.0.6】、東京芝1600ｍ【0.0.1.1】。前走500万下組と新馬戦組の３着以内馬８頭は、東京または京都で芝1400〜1600ｍ戦に出走していたことが共通点だ。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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