第37回 ホープフルステークス レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ダノンザキッド、無傷の3連勝でＧ１初制覇！

第37回ホープフルSは川田将雅騎手騎乗の1番人気ダノンザキッドが先団追走から最後の直線は追い比べを制して優勝。デビューから無傷の3連勝でＧ１初制覇を飾った。勝ち時計は2分02秒8（良）。鞍上の川田騎手はＧ２だった時代の2014年にシャイニングレイで勝っておりこのレースは2勝目。本馬を管理する安田隆行調教師はこのレース初勝利となった。

2着は1馬身1/4差でC.ルメール騎手騎乗の3番人気オーソクレース。3着は半馬身差で武豊騎手騎乗の4番人気ヨーホーレイク。なお、3番ランドオブリバティは最後の4コーナーで急に外側へ逃避してラチ沿いまで行き、ジョッキーが落馬。競走中止となった。

レース展開・総括

ランドオブリバティが押し出されてハナへ

スタートはややバラついた。内から3番ランドオブリバティが押し出されて前へ。1コーナーでは1馬身のリード。2番手に1番オーソクレースと11番タイトルホルダーが並んで追走。外めの4番手に10番ダノンザキッドと8番バニシングポイント。その後ろで先団をみながら6番ホールシバン、12番アドマイヤザーゲ、4番ヴィゴーレ。中団の前に2番ヨーホーレイクと13番シュヴァリエローズ。2馬身差で5番テンカハルと9番アオイショー。3馬身切れて7番マカオンドールと15番セイハロートゥユー。その後ろは離れた最後方からモリデンアローという隊列になった。

オーソクレースとの追い比べを制す

前半1000m通過は61秒9でスローに近い平均ペース。3コーナー過ぎから先頭のランドオブリバティにバニシングポイントが並びかけた。2馬身差でタイトルホルダー。インのオーソクレースはジョッキーの手綱が動いて4コーナーをカーブ。その外からはダノンザキッドが追い上げてきた。

先頭にいたランドオブリバティだが4コーナーで曲がり切れずに外へ逸走してしまった。最後の直線には4頭ほどが横一線で飛び込み、大外のダノンザキッドの脚色が良かった。内から2頭目にいたオーソクレースは追い出されると懸命のもうひと伸び。残り200mからはダノンザキッドとの競り合いになった。その後ろからはヨーホーレイクが坂を上がると一気に急追。しかし、先頭のダノンザキッドもグイと前に出て、オーソクレースを突き放して先頭でゴールした。

ジャスタウェイ産駒がＧ１初制覇

優勝したダノンザキッドは前走東京スポーツ杯2歳に続く重賞制覇。昨年のコントレイルと同じように、ホープフルSも制して3戦3勝として来年のクラシックへ向かうことになった。ジャスタウェイ産駒によるJRAのＧ１制覇もこれが初めて。皐月賞やダービーでの戦い方に注目が集まることだろう。

【第37回 ホープフルステークス　成績表】

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