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G1特集 第37回 ホープフルステークスG1特集 第37回 ホープフルステークス

有力馬情報

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ダノンザキッド 落ち着きがカギを握る

ダノンザキッド
東京スポーツ杯2歳Sを制したダノンザキッド

6月の阪神芝1800mの新馬戦を快勝。2戦目の前走は東京スポーツ杯2歳Sで連勝を決めた。デビュー戦は直線で一瞬内へ急にササる面が見られたが、立て直されると3馬身差の快勝。荒削りながら能力の高さを感じさせた。初めての関東遠征となった前走は5か月ぶりのレースで、馬体重24キロ増ながら直線ではまっすぐに伸びて好位から押し切った。上がり3ハロンはメンバー中最速の33秒5。馬体重大幅増はほぼ成長分だろうが、鞍下が白くなるほど汗をかき、テンションの高さは気になった。今回は初の芝2000m戦で、落ち着きがポイントになりそうだ。

オーソクレース 多頭数をどうこなすか

オーソクレース
アイビーSを勝利したオーソクレース

デビュー戦は8月の札幌芝1800mを快勝。2か月半ぶりとなった前走東京芝1800mのアイビーSはスタートが決まらず、後方からの追走となった。4コーナーでは最後方ながら追い出されると力強く伸びて、クビ差抜け出した。勝ち時計は1分48秒1と平凡だったが、まだまだ伸びしろがありそうだ。母は5歳時に宝塚記念を制したマリアライトで、徐々に素質が開花するタイプなのかもしれない。近2走はともに8頭立てと少なく、今回は多頭数をどうこなすかがカギ。鞍上は新馬戦で手綱をとったルメール騎手に戻る。スタートを決めて、レースの流れに乗りたい。

ランドオブリバティ 前走同コースで快勝

ランドオブリバティ
芙蓉Sを快勝したランドオブリバティ

不良馬場で行われた8月の新潟芝2000mの新馬戦を勝利。2か月ぶりとなった前走中山芝2000mの芙蓉Sでデビュー2連勝を決めた。芙蓉Sはスタートから楽に2番手を追走。4コーナー手前で早くも先頭に立ち、直線では馬場の3分どころから後続を突き放して2着に3馬身半差をつける快勝だった。追い出されると沈み込むようなフットワークで、まだ距離が延びても良さそうだ。キャリアが浅い2歳戦で同じコースを経験しているのは大きなアドバンテージ。今回もスムーズに先行できれば、前走同様に押し切る可能性も十分にありそうだ。

 
ヨーホーレイク 追い比べで真価を発揮

7月に阪神芝1800mの新馬戦を勝利。3か月ぶりのレースだった前走1勝クラスの紫菊賞で2連勝となった。5頭立てと少頭数だったが、重馬場で力の要るコンディション。道中は3番手を追走し、直線では激しい追い比べをクビ差制した。過去2戦ともに少頭数で勝ちタイムは遅いものの、追い比べで強さを発揮している。パンパンの良馬場は未経験だが、全兄には同コースの弥生賞を勝ったカミノタサハラら末脚は切れる血統だ。初の中山遠征をこなせるどうかがポイント。重賞初挑戦ながら混戦になれば、ゴール前で浮上してくる公算は高い。

アドマイヤザーゲ 瞬発力を生かしたい

9月に行われた小倉芝1800mの新馬戦で3馬身差の快勝。2か月ぶりとなった前走阪神芝2000mの1勝クラス・黄菊賞で2連勝を決めた。5頭立てと少頭数だったが、スタートで頭を上げてしまい、前4頭とやや離れた最後方からの追走となった。瞬発力勝負となった直線では外から鋭く伸びて、最後クビ差抜け出した。自身の上がり3ハロンは33秒4で、瞬発力はかなりのものがある。半兄には日本ダービーを制したロジユニヴァースがいる。今回は初の中山遠征だが、スタートを決めてうまく脚を溜めたいところ。持ち前の瞬発力を生かしたい。