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G1特集 天皇賞(春)2022G1特集 天皇賞(春)2022

調教情報

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ディープボンド

前走の6日後に坂路入りを再開。4月に入り、軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は和田竜騎手を背にWコースで追い切られ、先週は一杯に追われてオープン馬に追走先着。今週は単走だったが、終いは強めに追われてラスト200m11.5秒としっかり動けていた。前走からの大幅な上積みは感じられないが、力は十分に出せる仕上がりだ。

タイトルホルダー

前走後は短期の放牧を挟んだが、4月10日から今週にかけて、日曜坂路、水曜Wコースというメニューで週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は横山和騎手を背に併せ馬で、先週は僚馬2頭に追走先着し、ラスト200m11.5秒と末脚もしっかり。今週は終い手綱を抑える楽な手応えで追走併入する軽快な動きを見せた。万全の仕上がりと見てよさそうだ。

テーオーロイヤル

前走後は放牧を挟んで3月下旬に栗東へ帰厩。3月末から徐々に調教を強化し、4月は併せ馬3本を含む5本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は菱田騎手を背に単走で追われ、先週はWコースでラスト200m11.1秒の鋭い末脚を披露。今週は坂路で内を回って800m54.7秒とごく軽めにとどめたが、動き自体に問題はない。現状の実力は出せる状態だ。

 
アイアンバローズ

前走後は短期の放牧を挟んだが、4月9日から今週にかけて、すべて助手騎乗で単走ながら週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコース追いで、先週は道中なだめて進み、直線はゴール過ぎまで追われる時計以上の内容を消化。今週も先週とほぼ同じような内容で、動きも安定していた。好走した前走時の状態をきちんと維持できている。

マカオンドール

前走後は短期の放牧を挟んだが、4月3日から今週にかけて週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は松山騎手を背に追われ、先週はWコースで格下馬を突き放して楽々先着。今週は坂路で開門直後の馬が多い時間帯で、変則的な併せ馬のような形だったが、自分のリズムを守ってしっかり走れていた。現時点での実力を出し切れる好仕上がりだ。

シルヴァーソニック

前走後はしっかり疲れを取った後、3月末に坂路入りを再開。先々週から水口騎手を背にWコースで3週続けて長めからの併せ馬をこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週は3頭併せの最内で、抜け出してからやや気を抜いた感じだったが、きっちり最先着。今週も併走馬を交わしてから詰められたが、最後まで抜かせなかった。状態面は高いレベルで安定している。

ヒートオンビート

前走の5日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。先週は池添騎手を背にWコースで2頭を追走して最後も遅れてしまったが、ラスト200m11.0秒と時計的には合格点。今週は助手を背にPコースで単走だったが、軽く仕掛けてラスト200m11秒台と軽快に動けていた。調子の波が少ないタイプで、今回も近走とほぼ変わりない状態だ。

タガノディアマンテ

前走後はしばらくプール調教中心で調整され、坂路入りは3月に入ってから再開。今回も追い切りはすべて坂路だが、3月中旬から週1〜2本のペースでコンスタントにやられており、調整過程に問題はない。先週は僚馬に追走併入の形で、800m51.1秒の好時計をマーク。今週は助手を背に単走で時計は地味だったが、素軽い動きを見せていた。実力を出し切れる好仕上がりだ。

その他の出走馬

ハーツイストワールは放牧を挟んだが、帰厩後の乗り込みは入念。Wコースで僚馬と併せたここ2週の動きも悪くなく、輸送をクリアすれば実力通り走れる好状態。ロバートソンキーは今までと同様、今回も追い切りはすべて坂路。3週続けて同じ馬と併せ、動きは確実に良化しており、復調傾向は確か。ユーキャンスマイルは2週続けて荻野琢騎手を背にWコースで同じ馬と併せ、動きは安定。仕上がり一息だった前走時からの上積みは見込める状態だ。