第38回 フェブラリーステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
フェブラリーステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気モズアスコットが勝利。16番人気ケイティブレイブが２着に激走し、３着には３番人気サンライズノヴァが入った。

１）順当か波乱か、両極端な一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.2.2】。昨年のモズアスコットら最多の４勝をあげ、連対率60％・複勝率80％でトップだ。２番人気馬は【2.2.1.5】で17年ゴールドドリームら２勝。以下、３・４・７・16番人気馬が１勝ずつ。16番人気馬の勝利は14年コパノリッキー。昨年も16番人気ケイティブレイブが２着。16頭立ての最低人気が連対した両年は波乱の決着となっている。

ただし、連対馬が５番人気以内で馬連2000円未満と堅めの決着で決まったのが過半数の６回と多い。順当か荒れるのか両極端の傾向が出ており、波乱度合いの見極めが重要な一戦だ。

２）根岸Ｓ・東海Ｓ組は前走勝ち馬に注目

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い根岸Ｓ組が【4.2.2.49】。昨年のモズアスコットら最多の４勝をあげるも、連対率10.5％・複勝率14.0％とやや低め。ただし、前走１着馬は【3.1.1.3】で、連対率50.0％・複勝率62.5％と優秀だ。この組の３着以内馬８頭はすべて前走３着以内に入っていた。

東海Ｓ組は【3.1.1.10】で一昨年のインティら３勝をあげ、連対率22.2％・複勝率27.8％。なかでも前走１着馬は【3.0.1.2】で連対率50.0％・複勝率66.7％と非常に高い。

また、チャンピオンズＣ組は【1.2.1.5】で17年ゴールドドリームが勝利し、連対率33.3％・複勝率44.4％と好相性。３着以内馬４頭はいずれも過去に東京ダート1600ｍ重賞で勝利した経験があった。

３）前走1800ｍ組が過半数の６勝

前走距離別成績は、阪神開催時のジャパンカップダートを含む前走1800ｍ組が【6.3.3.31】。15年コパノリッキーら過半数の６勝をあげており、複勝率27.9％と優秀だ。これら距離短縮組が【6.8.7.59】で全３着以内馬30頭中21頭を占めており、複勝率26.3％と好成績をあげている。

対して、距離延長組は【4.2.2.63】で連対率8.5％・複勝率11.3％。３着以内馬８頭はすべて前走根岸Ｓ組だった。なお、前走1200ｍ組【0.0.0.5】、前走同距離の1600ｍ組【0.0.1.6】でともに連対馬が出ていない。

４）前走上がり２位以内の馬に注目

前走上がり順位別成績（中央）は、前走上がり１位だった馬が【1.2.2.11】。18年ノンコノユメが勝利し、複勝率31.3％と優秀だ。前走上がり２位の馬は【4.2.1.9】で13年グレープブランデーら最多の４勝をあげ、複勝率43.8％と非常に高い。これら前走上がり２位以内の馬に注目だ。

前走着順別成績は前走１着だった馬が【7.4.3.23】で過半数の７勝をあげ、連対率29.7％・複勝率37.8％と高い。３着以内馬14頭は前走で重賞を勝利していた。

【フェブラリーステークス過去10年】

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