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G1特集 第38回 フェブラリーステークスG1特集 第38回 フェブラリーステークス

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

この表は右にスクロールできます。

馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
レッドルゼル 127 95 91 90 87 89
オーヴェルニュ 126 100 93 92 89 87
カフェファラオ 113 95 95 地方 90 80
インティ 112 70 100 地方 68 96
アルクトス 110 93 94 地方 92 地方
ソリストサンダー 110 91 97 87 89 83
エアアルマス 109 93 87 98 80 97
ワンダーリーデル 108 95 94 地方 93 87
サンライズノヴァ 104 88 98 地方 96 地方
ヘリオス 100 89 91 83 85 86
エアスピネル 98 95 95 92 93
ヤマニンアンプリメ 93 90 地方 地方 92 地方
ワイドファラオ 90 60 地方 地方 地方 78
サクセスエナジー 89 85 地方 地方 地方 85
ミューチャリー 89 地方 地方 地方 地方 80
スマートダンディー 86 85 94 87 83 87

フルゲート16頭。他にも登録馬あり。

 
1)ZIのトップはレッドルゼル

ZIのトップは127でレッドルゼル。前走根岸Sで重賞初制覇を飾り、今回G1初挑戦・初制覇に挑む。2位は差がなく126でオーヴェルニュ。こちらも前走東海Sで重賞初制覇を果たしており勢いがある。上位人気になりそうなカフェファラオは113にとどまった。

2)補正タイムはオーヴェルニュとインティがトップ

補正タイムのトップはオーヴェルニュとインティが100で並んだ。前者は前走東海S(1着)、後者は2走前のチャンピオンズC(3着)でマークした指数だ。ともに中京ダート1800mのレースであり、東京ダート1600mで同程度のパフォーマンスを発揮できるかが最大の焦点だ。インティは2019年のフェブラリーSで優勝しており、その時の指数は101だった。

3)東京ダート1600mならばサンライズノヴァ

近5走以内に補正タイム98をマークしているのはエアアルマスとサンライズノヴァ。前者は3走前の東海S(1着)で、後者は2走前の武蔵野S(1着)でのもの。東京ダート1600mの実績・適性を考慮すると、断然後者が有力だろう。昨年のフェブラリーSでは3着と好走している。

4)カフェファラオは変わり身が必要

カフェファラオの補正タイムの最高は95とあまり高くない。前走チャンピオンズC(6着)と2走前のシリウスS(1着)が同じ指数だ。特に前走は古馬の強敵を相手にしたG1だったとはいえ、物足りない内容だった。ユニコーンS圧勝の実績がある東京ダート1600mで大きな変わり身をみせられるかがカギだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。