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G1特集 第43回 エリザベス女王杯G1特集 第43回 エリザベス女王杯

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
カンタービレ 122 87 84 69 72 57
ノームコア 121 84 74 69 64 57
リスグラシュー 121 93 86 93 90 90
モズカッチャン 116 93 海外 93 94 89
レッドジェノヴァ 116 95 84 75 75 73
フロンテアクイーン 110 92 89 87 86 81
コルコバード 107 89 83 74 71 66
クロコスミア 103 88 86 海外 84 94
スマートレイアー 101 85 86 89 86 海外
ワンブレスアウェイ 100 86 82 88 84 82
ヴァフラーム 100 81 77 84 75 76
ミスパンテール 96 81 90 90 84 86
レイホーロマンス 92 87 81 81 85 85
アドマイヤリード 91 87 86 89 84 91
エテルナミノル 90 86 91 78 79 85
キンショーユキヒメ 86 83 81 81 91 83
ハッピーユニバンス 86 82 81 82 83 84
プリメラアスール 74 78 79 58 77 85
1)ZIのトップはカンタービレも混戦

ZIのトップは122でカンタービレ。わずか1の差でノームコアとリスグラシューが並ぶ。この3頭は上位人気になりそうだが、混戦模様だろう。ZIは116だがモズカッチャンも上位人気は必至であり、有力候補だ。

2)補正タイムのトップはレッドジェノヴァ

補正タイムのトップはレッドジェノヴァ。重賞未勝利だが、前走京都大賞典2着の数値が95で高い。アルバートやシュヴァルグランに先着し、勝ち馬サトノダイヤモンドに迫った末脚は光った。夏の北海道で勝ち上がってきた勢いは本物かもしれない。この調子を維持できれば、G1でも楽しみだ。

3)連覇を狙えるモズカッチャン

リスグラシューは補正タイムが高い水準で安定している。ただし、昨年のエリザベス女王杯は8着と崩れている。オークスでも5着に終わっており、距離延長はやや心配。モズカッチャンは前走札幌記念でサングレーザー、マカヒキに次ぐ3着。この時の補正タイムは93だったが当然高水準。こちらも国内での成績は安定している。このレース連覇の可能性も十分あるだろう。

4)紫苑Sの補正タイムは優秀だったノームコア

今年の秋華賞を補正タイムで見ると、昨年と同じ評価で過去10年ではトップタイ。レベルは高いと言える。ただし、勝ち馬のアーモンドアイはいない。3着だったカンタービレの評価は少し落ちる。ノームコアは秋華賞をパスした異例のローテーション。紫苑Sの補正タイムは84だが、同レースとしてはかなり優秀だ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。