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前走後は放牧を挟んで10月19日に美浦へ帰厩。24日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背にWコースで追い切られ、先週は併せ馬で併入も手応えは見劣りしたが、追走した分もあるだけに問題ない。今週は単走で、馬場の大外を回って終い軽く気合をつけられた程度ながら軽快な末脚を見せた。ほぼ万全の仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで9月12日に栗東へ帰厩。府中牝馬Sを挟む予定だったが、10月に入って熱発して回避しており、順調さを欠いた点は若干気がかりではある。今週は助手を背に坂路で2歳馬と併せ馬。道中は抑え気味に進み、終い追い出されるとラスト200m12.5秒の好時計で一気に突き放した。馬体も太目感なく仕上がっており、きっちり力を出せる状態と見てよさそうだ。
前走後は放牧を挟んで10月26日に栗東へ帰厩。28日には坂路で800m60秒を切る時計を出せているように牧場で緩ませた感じもなく、順調な調整過程といえる。今週はモレイラ騎手を背に坂路でオープン馬を追走してスタート。中間地点で内から追いつき、最後は大きく先着した。ラスト200mは12.9秒と要したが、手綱を抑えていたもので全く問題なく、体調面は万全だ。
前走後はプール中心の調教でクールダウンした後、10月28日から追い切りを再開。この中間は坂路のみだが4本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は強めに追われてラスト400m12.2−12.3秒をマーク。今週はほぼ馬なりだったが、ラスト400m12.0−12.4秒の好時計が出た。今秋3戦目だが、好状態を維持できている。
前走後も引き続き栗東で調教されて乗り込みも入念で、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週はWコースで追われ、先週は池添騎手を背に他厩舎の馬と併せて終い強めに追われ、ラスト200m11秒台半ばの末脚で楽に先着。今週は助手を背に単走だったが、直線で追い出されると軽く馬場の中ほどを軽快な動きで駆け抜けた。実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。
フロンテアクイーンは先週、今週と2週続けて坂路で1番時計をマークしているが、ラスト200mは失速しており、時計ほどの鋭さは感じられず、大きな上積みはどうか。スマートレイアーは先週Wコース併せ馬で追い切られたが、動きは平凡。今週は坂路で好時計は出たが、体重の軽い武騎手が乗ってのもので好調時の動きにはない印象。コルコバードは2週続けてWコースで併せ馬を消化して動きも悪くないが、以前に馬体を減らして凡走した京都遠征が課題になる。