東京優駿（日本ダービー）2022 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 東京優駿（日本ダービー）　> 2022　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
東京優駿（日本ダービー）を丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気シャフリヤールがハナ差の接戦を制して優勝。２着に１番人気エフフォーリア、３着に９番人気ステラヴェローチェが入った。

１）近４年は９番人気以下の伏兵が１頭ずつ好走

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.2.3】。一昨年のコントレイルら３勝をあげ、複勝率70.0％。２番人気馬は【1.2.1.6】で17年レイデオロが勝利し、複勝率40.0％。３番人気馬は【3.3.1.3】で16年マカヒキら３勝をあげ、連対率60.0％でトップだ。以下、４・５・12番人気馬が１勝ずつ。12番人気馬は19年にロジャーバローズが優勝している。

２着馬は上位５番人気以内におさまっているものの、３着馬は下位人気まで幅広く分布。昨年は３着に９番人気ステラヴェローチェが好走。近４年続けて９番人気以下の伏兵が１頭ずつ激走している。配当面では18年に３連単285万6300円の大波乱がある一方で、３連単２万円以内の堅い決着は４回。順当もしくは３着に穴馬が来るケースが目立つ。

２）皐月賞組は芝中距離の重賞勝利実績に注目

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い皐月賞組が【7.8.5.66】。18年ワグネリアンら７勝をあげており、連対率・複勝率ともにトップだ。昨年は２・３着が該当し、毎年連対馬が出ている。この組の３着以内馬20頭中17頭は前走皐月賞で上位５番人気以内に支持されていた。

また、皐月賞組は芝中距離の重賞実績に注目。３着以内馬20頭のうち、皐月賞を含めて過去に芝1800ｍ〜2000ｍの重賞を勝利した経験がある馬が16頭と大半を占めている。

３）別路線組は前走連対がほぼ必須

京都新聞杯組は【2.1.1.19】で13年キズナ、19年ロジャーバローズが優勝。３着以内馬４頭はいずれも前走で連対したディープインパクト産駒だった。毎日杯組は【1.0.0.5】で昨年シャフリヤールが勝利。トライアルの青葉賞組は【0.1.3.19】で、勝ち馬が出ていない。この組の前走１着馬は【0.1.1.7】で、３着以内に入った２頭はいずれも前走上がり最速で勝利していた。また、13年３着アポロソニックは前走青葉賞でタイム差なしの２着。14年３着のマイネルフロスト（青葉賞６着）は２走前の毎日杯を勝利していた。

他ではプリンシパルＳ組は【0.0.1.8】で、18年にコズミックフォースが16番人気で３着に激走している。なお、ＮＨＫマイルＣ組は【0.0.0.22】と不振傾向。皐月賞以外の組で３着以内に入った10頭中９頭は前走で連対を果たしていた。

４）前走から継続騎乗馬＆馬番１番は要チェック

前走から騎手が継続騎乗か乗り替わりかの比較では、継続騎乗馬が【9.9.8.90】。15年ドゥラメンテら大半の９勝をあげ、複勝率22.4％。対して、乗り替わりの馬は【1.1.2.58】で、昨年シャフリヤールの１勝のみ。複勝率6.5％と低く、継続騎乗馬に差をつけられている。

また、馬番別成績では最内の１番が【2.2.1.5】。13年キズナら２勝をあげ、連対率40.0％・複勝率50.0％と非常に高い。対して、大外馬番に入った馬は【0.0.1.9】で、連対馬が出ていない。

【東京優駿（日本ダービー）過去10年】

この表は右にスクロールできます。