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G1特集 東京優駿(日本ダービー)2022G1特集 東京優駿(日本ダービー)2022

調教情報

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イクイノックス

前走後は放牧を挟んで5月14日に美浦へ帰厩。レースの15日前と帰厩時期は遅いが、牧場での乗り込みを考慮すれば、調整過程に問題はないと見ていいだろう。ここ2週はWコースでルメール騎手を背に同じ馬と併せ、先週は楽な手応えのまま追走併入。今週もほぼ同じ内容だったが、ラスト200mは11.6秒と速かった。大きな上積みは感じられないが、前走時の状態を維持できている。

ダノンベルーガ

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、5月5日に追い切りを再開。今週にかけてすべてWコースで6本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。先週は川田騎手を背に単走で強めに追われ、1000m62.4秒、ラスト200m11.0秒の猛稽古を消化。今週は助手を背に僚馬に先行して併入だが、余裕十分の手応えだった。前走時より動きが良く、万全の状態と見てよさそうだ。

ドウデュース

前走後、4月中はプール調教とWコースで軽めの調整。5月1日から今週にかけて週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。先週は武騎手を背にWコースで格下馬2頭と併せ、ラスト400m11.1−11.2秒の好時計で最先着。今週は助手を背にPコース単走で、軽快な動きを見せた。前走から一段階調教を強めており、輸送前としては万全の仕上がりだ。

 
ジオグリフ

前走後は放牧を挟んで5月11日に美浦へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、先週、今週と2本ずつ追い切られており、調整過程は順調と見ていい。先週は助手を背に3頭併せの真ん中に入り、軽く追われて最先着。今週は福永騎手を背に楽な手応えで僚馬に追走併入し、ラスト200m11.4秒をマークした。好仕上がりだった前走時の状態をしっかりと維持できている。

アスクビクターモア

前走後は放牧を挟んで5月3日に美浦へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコースで助手を背に単走で、先週はやや外めを回って1000m66.0秒、ラスト200m11.3秒の好時計をマーク。今週もほぼ同じような内容だったが、1000m65.5秒と時計を詰めてきた。現時点での実力を出し切れる好仕上がりだ。

オニャンコポン

前走後も在厩調整で、4月28日から今週にかけて8本の追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週はWコースで菅原明騎手を背に併せ馬で、先週は先行していた2頭をラスト50mで内から並ぶ間もなく交わして最先着。今週も同じ2頭と併せて真ん中に入り、強めに追われる両馬を尻目に馬なりで最先着した。実力をきっちり出し切れる好状態だ。

プラダリア

中3週で再度の東京遠征になるが、先週から週2本ずつ、計4本の追い切りをやれており、疲労残りの心配はないと見ていい。ここ2週は坂路単走で、先週は調教師を背に800m51.9秒とやや強めの内容を消化。今週は池添騎手を背に走りやすい馬場状態だったとはいえ、800m51.1秒、ラスト200m12.0秒の好時計をマークした。勝った前走時の状態をしっかりと維持できている。

マテンロウオリオン

中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程だが、ごく軽めとはいえ先週から追い切りをやれており、調整過程は順調と見ていい。今週は横山典騎手を背にWコースで単走追い。ラスト1200mから14秒台のラップを刻み、ラスト400m〜200mは12.1秒、しっかり追われたラスト200mは11.4秒と鋭い加速を見せた。連戦続きだが、近2走の好状態を維持できている。

その他の出走馬

キラーアビリティは短期放牧を挟んだが、帰厩後の調整過程は意欲的。今週は中井騎手を背にWコースでオープン馬に先行しながら手応え劣勢での併入だが、この馬なりには動けており、体調面に問題なし。ロードレゼルは先週の併せ馬でレーン騎手を背に格下馬相手とはいえ楽々併入。今週は中井騎手を背に坂路で格下馬に手応え劣勢での併入だが、時計的には動けており、前走時の状態はキープ。アスクワイルドモアは中2週で東京遠征を控えているだけに終い重点の追い切りだったが、動きはしっかりしており、勝った前走時と変わりない状態にはありそうだ。