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G1特集 第88回 東京優駿(日本ダービー)G1特集 第88回 東京優駿(日本ダービー)

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
エフフォーリア 134 92 79 70 57  
サトノレイナス 134 86 79 68 57  
ワンダフルタウン 126 88 76 67 63 55
グレートマジシャン 120 79 77 61    
レッドジェネシス 120 86 74 66 58 57
タイトルホルダー 117 87 80 73 76 57
シャフリヤール 116 79 75 59    
アドマイヤハダル 115 86 78 68 62 59
ステラヴェローチェ 115 87 74 78 75 60
ヴィクティファルス 109 77 82 75 57  
タイムトゥヘヴン 108 80 75 74 73 62
バジオウ 108 76 68 73 62 54
グラティアス 107 85 77 58    
ラーゴム 107 72 81 75 66 59
ヨーホーレイク 106 86 81 75 70 57
ディープモンスター 104 84 76 73 67 58
バスラットレオン 0 中止 84 72 75 74
 
1)ZIはエフフォーリアとサトノレイナスがトップ

ZIはエフフォーリアとサトノレイナスが134でトップ。無敗でクラシック2冠達成か、あるいは2007年ウオッカ以来となる牝馬によるダービー制覇か。おそらくレース当日もこの2頭に人気が集まるだろう。3位は8ポイント離れてワンダフルタウン(126)。以下、120でグレートマジシャンとレッドジェネシスが続く。

2)今年も無敗のクラシック2冠馬が誕生か

補正タイムはエフフォーリアが92でトップ。前走皐月賞を3馬身差で完勝した走りを高く評価したい。過去10年の同レース比較では、16年ディーマジェスティと同じ高評価。ちなみに1位は昨年のコントレイルだ。今年も無敗のクラシック2冠馬が誕生するかもしれない。

3)サトノレイナスにも勝機あり

サトノレイナスの勝算を考えるにあたっては、ウオッカと比較するのがいいだろう。阪神ジュベナイルフィリーズの指数、桜花賞の指数ともにウオッカよりもサトノレイナスの方がやや高い。特に桜花賞は18年以降、アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクトと勝ち馬が超大物に成長しており、指数のレベルも上がっている。ソダシと同タイムの2着だったサトノレイナスの前走指数は86だが、高く評価しなければならない。東京芝2400mの適性次第にはなるが、14年ぶりの快挙達成も十分ありうる。

4)京都新聞杯も指数は高い

青葉賞を勝ったワンダフルタウン(88)がメンバー中2位の指数だが、同レースとしては水準並みのレベルだ。一方、京都新聞杯は今年中京芝2200mで行われたが、同レースとしては指数が高いのでレッドジェネシス(87)には注目。毎日杯はコースレコードの決着だったが、飛び抜けて指数が高いわけではない。エフフォーリア以外の皐月賞上位馬にも目を向けた方がいいだろう。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。