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チャンピオンズカップ2025
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ダブルハートボンド、壮絶な叩き合いを制しG1初制覇!

第26回チャンピオンズCは坂井瑠星騎手騎乗の3番人気ダブルハートボンドが3番手で追走し、直線は内からすくってきたウィルソンテソーロとの激しい叩き合いの末、優勝。G1初挑戦で見事に勝利を飾った。勝ち時計は1分50秒2(良)。鞍上の坂井騎手は23年と24年にレモンポップで勝利しており、本競走3連覇を達成。本馬を管理する大久保龍志調教師は20年チュウワウィザードに続き、このレース2勝目を飾った。

またもや2着はハナ差で川田将雅騎手騎乗の2番人気ウィルソンテソーロ。3着は2馬身半差で三浦皇成騎手騎乗の7番人気ラムジェット。なお、1番人気に支持されたナルカミは13着に敗れた。

レース展開・総括

ウィリアムバローズにシックスペンスが絡む展開

5番ヘリオスや7番ラムジェットのスタートがあまり良くなかった。1枠1番からウィリアムバローズが飛び出して先頭で1コーナーを回った。しかし、11番シックスペンスが応戦して2コーナーで先頭。2番ダブルハートボンドは3番手に控えた。2馬身切れて4番手12番ナルカミ、1馬身差で内に6番ハギノアレグリアス、9番アウトレンジが続き、15番ペリエール、16番ルクソールカフェまでが中団よりも前。その後ろに8番ウィルソンテソーロ、14番ペプチドナイル、ラムジェットが押っ付けられて外から前に進出。13番サンライズジパング、1馬身差で3番メイショウハリオ。さらに2馬身差で後方に10番テンカジョウ、4番セラフィックコール。離れた最後方にヘリオスという隊列になった。

残り200m過ぎから一騎打ち

1000m通過は平均的なペース。先頭はウィリアムバローズとシックスペンスが並ぶ形。3〜4コーナーのカーブでペースダウンし、ダブルハートボンドが外からうかがい、その後ろからナルカミもぴたりと追走。ルクソールカフェやメイショウハリオ、ラムジェットらは外からスパートした。

直線に入るとウィリアムバローズとシックスペンスの外から楽な手ごたえでダブルハートボンドがきて先頭に立つ構え。ダブルハートボンドは残り200m手前で満を持して追い出されるとグイと前に出た。ウィルソンテソーロが同馬の内に入り込んで馬体を併せた。メイショウハリオも食い下がるが、ダブルハートボンドとウィルソンテソーロの完全な一騎打ちになった。壮絶な叩き合いが最後まで続き、2頭がほぼ並んでゴール。かなり際どい争いの末、ダブルハートボンドがハナ差で勝利していた。3着にはメイショウハリオを外から交わしたラムジェットが入った。

牝馬の勝利は10年ぶり2頭目

ダブルハートボンドは前走みやこSで重賞初制覇を果たした勢いで、見事にG1初制覇。ジャパンカップダート時代も含め、本競走を牝馬が制するのは15年サンビスタ以来、10年ぶり2頭目の快挙となった。本馬はこれで8戦7勝2着1回という成績。まだ底を見せておらず、今後の活躍が一層楽しみだ。

ウィルソンテソーロは本競走、3年連続2着。今回はクビの上げ下げの勝負で、本当に惜しかっただけに悔しい結果になった。

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