競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > チャンピオンズカップ > 有力馬情報
チャンピオンズC連覇がかかるレモンポップ
昨年のチャンピオンズCは8枠15番から出て、馬なりでハナを奪いレースを引っ張ると、直線では後続のドゥラエレーデらを振り切って勝利。懸念点だったコーナー4回の距離1800mをあっさりと克服し、地力の違いを見せつけた。その後はサウジCこそ12着と惨敗したが、さきたま杯(浦和)→南部杯(盛岡)とJpn1を連勝。南部杯はペプチドナイルとわずか0.1秒差だったが、相変わらず国内のダートは安定して強い。今年はミトノオーにハナを譲る展開になりそうだが、控える形でも心配はないだろう。引退レースを勝って有終の美を飾れるか。
JBCクラシック(佐賀)でG1/Jpn1初制覇を飾った
ウィルソンテソーロ
昨年のチャンピオンズCは後方で追走し、直線で外に出されると凄い脚で追い込んで2着に入った。続く東京大賞典は逃げてウシュバテソーロの2着とG1で連続連対。本当に強い馬であること証明した。今年は前走JBCクラシック(佐賀)でようやく勝利。2周目の3コーナーで内をすくって先頭に立ち、直線は独走するというインパクト十分の内容。非常にいい雰囲気で今回のレースに臨むことができそうだ。おそらく今年は、ある程度いい位置につけてレースを進めることになるはず。レモンポップをどのように負かしにいくかに注目だ。
みやこSを勝利したサンライズジパング
今年の3歳ダート戦線は三冠レースが創設された影響もありレベルが高かった。中でもフォーエバーヤングの力はずば抜けているが、2番手グループも相当強く、本馬を含めて将来が楽しみな馬が多い。前走みやこSでは古馬を撃破して重賞2勝目。2着に下したアウトレンジが次走浦和記念を圧勝したことで、本馬の評価もさらに高まっている。乗り方が少し難しい印象もあるが、ダート戦の近3走はいい位置でレースができて、追われてからの伸びもいい。今回はレモンポップやウィルソンテソーロら古馬のG1/Jpn1馬を相手にどこまで迫れるか楽しみだ。
昨年のベテルギウスSで59キロを背負いハピやミッキーヌチバナ、ホウオウルーレットを下して勝利しており、重賞クラスの力は見せていた。また、コーナー4回の中距離の適性が低いわけでもない。ただ、本領発揮したのは正攻法の競馬で抜け出した3走前のフェブラリーS。フロックとは思えない強い勝ちっぷりであり、コーナー2回の1600mに抜群の適性があったことは明らかだ。よって、近2走のかしわ記念3着、南部杯2着という成績も凄く納得がいく。今回はコース替わりのマイナス要素をどれだけ抑えられるかが鍵になるだろう。
4歳以降は23年マイラーズC2着・安田記念4着、24年フェブラリーS2着・安田記念4着とマイル戦で安定した走りを披露。特に2走前のフェブラリーSは初ダートで連対を果たすという至難の業をやってのけた。芝・ダート兼用ながら、現状はキャリアが浅いダートの方が魅力的だ。今回は1ハロン距離が長い1800mのうえ、コーナーが4回のコースとなるのがポイント。キックバックを嫌がる感じではなかったので、馬群の中でうまく脚を溜めてスタミナを温存し、直線に入っての末脚勝負に期待したいところ。