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ナルカミ レモンポップの後継馬

ナルカミ
25年ジャパンダートクラシックを逃げ切ったナルカミ

逃げて他馬を圧倒する競馬でここまで6戦5勝。唯一の敗戦(7着)はチャンピオンズCと同じ中京ダート1800m(3歳1勝クラス)だったが、キャリア不足とオーバーペースが敗因だろう。その後は仕切り直して4連勝中。前走ジャパンダートクラシックは先手を奪い、3歳ダート二冠馬ナチュラルライズを2着に完封してJpn1初制覇を飾った。同じ田中博康厩舎で管理され、本競走を連覇(23年・24年)したレモンポップの後継馬とも言える存在。今度は古馬も押さえ込み、JRA・G1制覇を狙う。


ルクソールカフェ カフェファラオの全弟

ルクソールカフェ
25年武蔵野Sで重賞初制覇を果たしたルクソールカフェ

フェブラリーSを連覇(21年・22年)したカフェファラオの全弟という良血馬。2走前のジャパンダートクラシックは2着ナチュラルライズに9馬身も離された3着に終わったが、前走武蔵野Sは4番手追走から直線で悠々と抜け出し、3馬身半差の完勝。斤量59キロだったコスタノヴァが出遅れたことも大きかったが、非常に強い競馬だった。今回はコーナーが4回の距離1800mであることがポイント。この点を克服できるかが鍵になる。


ウィルソンテソーロ 2年連続2着

ウィルソンテソーロ
25年マイルチャンピオンシップ南部杯を制したウィルソンテソーロ

本競走は23年、24年と2年連続で2着。いずれの年もレモンポップに勝つことはできなかったが、上がり3ハロンはメンバー中最速だった。2走前のマイルチャンピオンシップ南部杯は久々のマイル戦がどうかだったが、終わってみれば4馬身差の完勝。一方、前走JBCクラシック(船橋)は2番人気で5着と敗れてしまい、前評判通りの走りはできていない印象だ。今回は相性がいいレースなので、巻き返して結果を残したい。


 
シックスペンス 初ダートのJpn1で2着

シックスペンス
距離1800mの重賞を3勝しているシックスペンス

前走マイルチャンピオンシップ南部杯は、7枠14番からスタートし、砂を被らずに先行。いい手ごたえで直線に入ると、後ろからきたウィルソンテソーロには交わされたが、ペプチドナイルやシャマルとの競り合いは制して2着に上がった。初ダートながらしっかりと結果を出せたのは大きい。25年中山記念など、芝の重賞タイトル3つはすべて距離1800mで挙げている。ダートでも今回の距離は非常に楽しみだ。


アウトレンジ 帝王賞はミッキーファイトの2着

アウトレンジ
25年平安Sを勝利したアウトレンジ

3走前の平安Sで重賞2勝目を飾り、続く帝王賞では、直線、馬場の4分どころを通ってしぶとく脚を伸ばし、ミッキーファイトにクビ差まで迫る2着に入った。前走みやこSは終始中団の外目で追走するも、直線は完全に伸びを欠いて7着。不良馬場のなかコースレコードがマークされる展開だったので、この結果は度外視していいかもしれない。中京ダートは初めてだが、左回りは大丈夫。うまくレースの流れに乗ることができれば巻き返せるだろう。


メイショウハリオ Jpn1・4勝の8歳馬

帝王賞連覇(22年・23年)などに加え、今年の川崎記念を制してJpn1・4勝目をマーク。本競走は21年7着、23年5着と好走歴はないが、23年フェブラリーS3着の実績があり、JRAのG1でも上位争いできる力は十分ある。前走JBCクラシック(船橋)はミッキーファイトの2着に入り、8歳の秋になっても元気があるところを見せている。末脚は堅実なので、あとは展開が向いてほしいところ。


ダブルハートボンド みやこSで重賞初制覇

ダブルハートボンド
みやこSをコースレコードで制したダブルハートボンド

デビューは3歳8月と遅かったが、未勝利からオープン特別までダート1800mを5連勝した。重賞初挑戦となった2走前のブリーダーズゴールドカップはオーサムリザルトとの先行争いの末、共倒れ気味の2着と初黒星。しかし、前走みやこSでも強気なレース姿勢は崩さず、3コーナー先頭から押し切り重賞初制覇を飾った。今回、G1初挑戦でどこまで通用するかが鍵。ナルカミとの先行争いもポイントになりそうだ。


ラムジェット 左回りで変わり身を

24年ジャパンダートクラシックで先着されたフォーエバーヤングやミッキーファイトがその後も大活躍しているのに対し、本馬は微妙な成績が続いている。2走前のコリアカップはディクテオンの3着、前走みやこSはダブルハートボンドとサイモンザナドゥが直線でびっしりと叩き合うなか、懸命に末脚を伸ばすも4着だった。3歳時は左回りコースでいい走りを見せており、中京ダート1800mに替わるのは魅力的。なんとか上位争いに加わりたい。


ペプチドナイル 距離1800mも守備範囲

ペプチドナイル
24年フェブラリーSを制したペプチドナイル

24年フェブラリーSを11番人気ながら優勝。その後、かしわ記念3着、マイルチャンピオンシップ南部杯2着、チャンピオンズC5着、フェブラリーS4着と勝ち星こそないが、高いレベルで安定した走りを見せている。前走武蔵野S(9着)は見せ場こそ作ったが、上がりの時計が速すぎたのがこの馬には厳しかったか。距離1800mは守備範囲なので、巻き返したい。


テンカジョウ 牡馬相手にどこまで

今年5月のエンプレス杯でオーサムリザルトに初黒星をつけて勝利を飾った。その後はスパーキングレディーC3着、レディスプレリュード2着、JBCレディスクラシック(船橋)2着と悔しい結果が続いているが、牝馬のダートグレード路線の中ではトップクラスの実力がある。今回はJRAのG1で牡馬が相手という厳しい条件下の一戦。まだ4着以下になったことがない安定感は光るものの、どこまで通用するか。