第20回 チャンピオンズカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
チャンピオンズカップを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気の３歳馬ルヴァンスレーヴが勝利。２着に８番人気ウェスタールンド、３着に３番人気サンライズソアが入った。

※阪神ダート1800ｍで行われた2009〜13年のＪＣダートならびに近５年のチャンピオンズＣの過去10年を対象とする。

１）近５年は８番人気以下の伏兵が激走

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.1.3】。昨年のルヴァンスレーヴら最多の４勝をあげ、連対率60％・複勝率70％でトップだ。２番人気馬は【1.0.1.8】で14年ホッコータルマエの１勝のみで、複勝率20％と低い。以下、６番人気馬が２勝、３・８・12番人気馬が１勝ずつ。12番人気馬は15年サンビスタが勝利している。

また、２着馬は８番人気、３着馬も12番人気まで幅広く分布しており、人気薄の激走が目立っている。昨年は２着に８番人気ウェスタールンドが好走。近５年のチャンピオンズＣでは８番人気以下の伏兵が１頭は３着以内に入っている。馬連での万馬券は15年の１回のみだが、３連単５万円以上の配当は過半数の７回と中波乱が多い一戦だ。

２）ＪＢＣクラシック組は前走３着以内馬に注目

前走レース別で出走数が多いのはＪＢＣクラシック組・みやこＳ組・武蔵野Ｓ組の３レース。ＪＢＣクラシック組は【3.3.4.33】で16年サウンドトゥルーら３勝をあげ、連対率14.0％・複勝率23.3％と３レース中で最も高い。

この組の前走着順別成績は、３着以内だった馬が【2.3.4.16】で複勝率36.0％と優秀だ。なお、前走４着以下だった馬は【1.0.0.17】で、好走したのは14年１着ホッコータルマエ（前走４着）のみと苦戦傾向にある。

３）南部杯組はダート1600ｍＧ１勝ち馬が優勝

マイルＣＳ南部杯組は【3.0.0.3】で、勝利したのは09年エスポワールシチー、一昨年のゴールドドリーム、昨年のルヴァンスレーヴの３頭。エスポワールシチーとルヴァンスレーヴは前走の南部杯、ゴールドドリームはフェブラリーＳとその年のダート1600ｍＧ１を勝利していた。

みやこＳ組は【2.3.3.30】で12年ニホンピロアワーズら２勝で、連対率13.2％・複勝率21.1％。この組の３着以内馬８頭中７頭は前走４着以内に入っていた。例外は16年３着アスカノロマン（前走14着）のみだ。

武蔵野Ｓ組は【1.3.0.26】で13年ベルシャザールが勝利しており、連対率・複勝率13.3％。連対した４頭のうち、15年２着ノンコノユメら３頭は前走武蔵野Ｓで勝利をおさめていた。昨年２着ウェスタールンドのみ前走７着から巻き返している。

４）内枠の１・２枠が好成績

前走着順別成績では、前走４着以内だった馬が過去10年の３着以内馬30頭中27頭を占めている。なお、前走５着以下の馬は【1.1.1.52】で、巻き返して勝利したのは一昨年のゴールドドリーム（前走５着）だけだった。

また、近５年のチャンピオンズＣでは１枠【0.1.2.5】で複勝率37.5％、２枠【2.2.0.6】で複勝率40.0％。内枠の１・２枠に入った馬の複勝率が高い。一方、大外の８枠は【0.0.0.9】で不振だ。

【チャンピオンズカップ過去10年】

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