第20回 チャンピオンズカップ 血統分析｜G�T特集

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父がダートＧ１勝ち馬スウェプトオーヴァーボードのオメガパフュームが一番手！

1）どの系統でも好走可能なレース

過去10年の種牡馬系統別成績を見ると、ニアークティック系（その他の系統）ワイルドラッシュ産駒トランセンドが連覇したほか、各系統がまんべんなく勝利。舞台が中京1800ｍとなってからの５年も各系統ほぼ互角だ。唯一、ナスルーラ系だけが不振である。

●マイナス評価…ナスルーラ系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）Ｇ１実績＋ダート適性＋芝マイル適性

勝ち馬の父には、ダート中距離か芝中長距離、どちらかのＧ１勝ち鞍が欲しいところ。またダートで活躍している産駒だけでなく、芝短距離（特にマイル）の重賞勝ち馬もいれば強調材料となりそうだ。

◎プラス評価……父がダートか芝どちらかのＧ１勝ち馬
　◎プラス評価……父の産駒に芝短距離（特にマイル）重賞勝ち馬がいる

【勝ち馬の父の現役成績と活躍産駒】

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3）母父は「勝ち馬向き」と「２着向き」にキッパリと分かれる

母の父の系統別成績はナスルーラ系とＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系が一歩リード。ミスタープロスペクター系や「その他の系統」は２着の多さが特徴的だ。

◎プラス評価……母父がＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系／母父ナスルーラ系

【母父の系統別成績（過去10年）】

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4）母父には芝2400ｍとダートのＧ１実績が欲しい

勝ち馬の母父は、ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、Cherokee Runの北米ダートＧ１馬か、トニービン、アドマイヤベガ、ミシル、ネオユニヴァースといった芝2400ｍのＧ１ウィナーに大別できる。また種牡馬としてもダートか芝2400ｍのＧ１勝ち馬を送り出している馬がほとんど。芝2400ｍとダート、双方で勝ち負けできる底力が求められるようだ。

◎プラス評価……母父がダートか芝2400ｍのＧ１を勝っている
　○プラス評価……母父の産駒にダートか芝2400ｍのＧ１勝ち馬がいる

結論

父スウェプトオーヴァーボード（ダートＧ１勝ち馬／産駒にレッドファルクス）×母父ゴールドアリュールのオメガパフュームが一番手か。穴ならタイムフライヤー。父ハーツクライは芝中長距離Ｇ１勝ち馬で、産駒にジャスタウェイやロードゴラッソがいる。母父ブライアンズタイムも申し分ない。

インティとクリソベリルは母父ミスタープロスペクター系、ゴールドドリームは母父ノーザンダンサー系。いずれも母父の勝率はやや低いが、この中では現実にこのレースを勝っているゴールドドリームが優位か。

ヴェンジェンスとキングズガードは父がナスルーラ系、チュウワウィザードは母父が芝短距離型のデュランダル、ワンダーリーデルは父スタチューオブリバティのＧ１実績が不満だ。

【オメガパフュームの血統表】

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