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指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
アーモンドアイ 136 100 94 海外 99 91
リスグラシュー 130 海外 101 海外 96 海外
スワーヴリチャード 128 98 91 93 海外 90
ヴェロックス 128 87 88 87 88 75
ワールドプレミア 127 89 86 70 66 65
フィエールマン 126 海外 94 97 95 93
キセキ 124 海外 海外 96 96 94
クレッシェンドラヴ 123 92 90 90 88 80
アエロリット 118 95 94 94 89 海外
クロコスミア 117 94 88 89 92 86
サートゥルナーリア 116 91 93 86 88 77
レイデオロ 115 76 91 88 海外 100
スカーレットカラー 112 90 94 88 83 84
エタリオウ 105 88 88 83 87 93
シュヴァルグラン 105 86 海外 海外 海外 98
アルアイン 103 77 75 90 96 89
スティッフェリオ 101 83 95 85 91 88
1)ZIはアーモンドアイが断然1位

ZIの1位はアーモンドアイ(136)。2位のリスグラシュー(130)を指数で6も引き離している。実際のオッズもアーモンドアイが圧倒的人気を集めるだろう。実績断然の絶対王者がどんな走りを見せるか注目だ。3位はスワーヴリチャードとヴェロックスが128で並んだ。

2)補正タイムの1位は宝塚記念を制したリスグラシュー

補正タイムの1位はリスグラシュー。2走前の宝塚記念で101をマークした。2着のキセキを3馬身も突き放した内容であり、指数が高かったのもうなずける。前走はオーストラリアのG1・コックスプレートを優勝。やや強引にも見える競馬だったが、力でねじふせた印象だ。本格化して勢いを感じさせる1頭だ。

3)アーモンドアイは前走が自己最高

アーモンドアイは前走天皇賞(秋)の補正タイムが100。昨年のジャパンカップ(99)を上回る数値で、自己最高をマークした。中山芝2500mでのパフォーマンスは未知数だが、距離に関しては問題なさそう。マイルよりは安心できる。レイデオロは5走前、昨年の有馬記念2着時の指数が100だった。しかし、今年に入り不振が続いている。前走ジャパンカップ(11着)の走りを見ると、一変を望むのは厳しいかもしれない。

4)スワーヴリチャードやフィエールマンも有力

スワーヴリチャードの前走ジャパンCの指数は98。同レースとしては例年並みの数値だが、本馬としては自己最高だ。一方、今年の菊花賞の指数は低く、3歳馬にとっては苦しい戦いになるかもしれない。フィエールマンが制した今年の天皇賞(春)の指数は水準以上のレベル。凱旋門賞大敗後だが、地力に期待する手はあるだろう。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。