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G1特集 第64回 有馬記念G1特集 第64回 有馬記念

調教情報

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アーモンドアイ

前走後は放牧を挟んで11月21日に美浦へ帰厩。軽い発熱で香港遠征を回避したが、馬場入りを休んだのは1日だけ。追い切り本数も十分で、調整過程に問題はない。ここ2週はルメール騎手を背にWコースで同じ馬と併せ、先週は1000m65秒台、ラスト200m11秒台の好時計で先着。今週は濃霧で詳細は不明も、直線は楽な手応えのまま突き放した。ほぼ万全の仕上がりといえそうだ。

リスグラシュー

豪州から帰国後は検疫、放牧を経て12月3日に栗東へ帰厩。5日には坂路で800m54.3秒が出ており、牧場での乗り込みも考慮すれば調教量に不足はない。ここ2週は助手を背に坂路で僚馬と併せ、先週は終い一杯に追われて800m51.6秒で先着。今週は手応え劣勢での併入だったが、関東遠征を控えながらも800m51.3秒としっかり負荷をかけられた。実力を十分に出し切れる状態だ。

サートゥルナーリア

前走後は放牧を挟んで11月22日に栗東へ帰厩。翌日からほぼ休みなく乗り込まれており、調教量は十分だ。先週はスミヨン騎手を背にWコース3頭併せで、直線は追われる僚馬を尻目に馬なりのまま内から2頭を抜き去る鋭い末脚を披露。今週は助手を背に坂路単走だったが、軽く促された程度ながらラスト400m11.9−12.1秒の好時計が出た。体調に関しては万全と見てよさそうだ。

ワールドプレミア

前走後は放牧を挟んで約1か月前に栗東へ帰厩。11月28日から今週にかけて7本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。先週は武騎手を背にWコース3頭併せで、終い一杯に追われて2歳馬と併入というやや案外な動き。今週は助手を背に坂路単走で、馬場の荒れた時間帯で時計こそ目立たないが、しっかりと動けていた。前走時とほぼ変わりない状態だ。

フィエールマン

フランスから帰国後は検疫、放牧を経て11月28日に美浦へ帰厩。12月1日から週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は池添騎手を背にWコース併せ馬で、先週はオープン馬を追走し、終い鋭く伸びて併入。今週は1000m65秒台としっかり負荷をかけられ、ラスト200mも11秒台を出して先着した。遠征のダメージから、きっちり立ち直っている。

スワーヴリチャード

前走後はごく短期の放牧を挟んだが、先々週からきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週はマーフィー騎手を背に坂路で追われ、先週は格下馬に追走先着し、800m50.1秒の自己ベストをマーク。今週は単走で800m58.2秒と異例ともいえるごく軽い最終追いとなった。ただ15日の日曜にも時計を出しており、馬体にも太め感はなく、体調面に問題はない。

ヴェロックス

前走後は放牧を挟んで約1か月前に栗東へ帰厩。11月下旬から今週にかけて8本の追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週はWコースで追われ、先週は川田騎手を背に2頭を追走して追い出されると一気に突き放して最先着。今週は助手を背に単走で、ラスト200m11秒台前半の鋭い末脚を披露した。現時点での実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。

キセキ

フランスから帰国後は検疫、放牧を経て11月21日に栗東へ帰厩。翌日には坂路で時計を出し始め、約1か月間入念な乗り込みを積まれており、調教量は十分だ。ここ2週はいつも通り助手を背にWコース単走で大外を回り、先週は1000m65秒前後と強めの内容を消化。今週は終い重点で、ラスト100mからゴール過ぎまでしっかり追われた。絶好調時には及ばないが、力は出せる仕上がりだ。

その他の出走馬

エタリオウは2週続けて助手を背にWコースで併せ馬で、先週は長めから追われて先着。今週は2頭を追いかけて一杯に追われ、最後は遅れてしまったが、動き自体に問題はなく、実力は出せる状態。レイデオロは木曜に三浦騎手を背にWコース3頭併せで、軽めの内容だったが、終いの伸びは悪くなく現状の力は出せる状態。アエロリットは先週、今週と素軽い動きを見せており、消耗も少なく体調面は万全だ。