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指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
レイデオロ 135 海外 100 100 96 海外
キセキ 129 96 94 96 98 91
アルアイン 122 96 89 91 96 96
エタリオウ 116 87 93 93 91 87
リスグラシュー 116 海外 96 海外 97 93
スワーヴリチャード 114 海外 90 90 85 93
マカヒキ 112 94 91 92 91 93
ソールインパクト 105 89 82 84 海外 海外
スティッフェリオ 104 91 88 91 85 89
クリンチャー 101 70 84 84 海外 海外
ノーブルマーズ 96 87 86 89 57 86
ショウナンバッハ 94 83 83 83 82 82
タツゴウゲキ 94 66 77 91 93 87
1)ZIはレイデオロがトップ

ZIのトップは135でレイデオロ。2位のキセキが129なので、その差は6ポイントもある。3位のアルアインは122で、2位との差は7ポイント。ここもやや離れている。以下、エタリオウとリスグラシューが116で並ぶ。

2)補正タイムトップのレイデオロが巻き返せるか

補正タイムのトップもレイデオロ。2走前の有馬記念2着と、3走前の天皇賞(秋)1着がともに指数は100だ。前走はドバイシーマクラシックで6着に敗退。シュヴァルグランやスワーヴリチャードよりもかなり後れを取る惨敗だった。ただ、海外遠征で、自分の思うような形でレースができなかった。国内のレースであれば、巻き返してくる可能性は十分あるだろう。

3)キセキは高い水準で安定

補正タイム2位はキセキ。4走前の天皇賞(秋)3着で98をマークした。なかなか勝ち鞍に恵まれないが、指数は高い数値で安定している。今回は主導権を握れそうなメンバー構成。昨年のこのレースとは違った走りを見せてくれそうだ。

4)アルアインとリスグラシューにもチャンス

強敵揃いの大阪杯で勝利を挙げたのがアルアイン。前走の補正タイムは96であり、4走前や5走前と同じとなった。こちらも安定した走りが持ち味だ。一方、一発の魅力はリスグラシュー。4走前のエリザベス女王杯の補正タイムが97で高い。香港遠征でも善戦を続けており、牡馬が相手の国内G1でもチャンスはありそうだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。