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G1特集 第60回 宝塚記念G1特集 第60回 宝塚記念

調教情報

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キセキ

前走後は放牧を挟んで5月21日に栗東へ帰厩。200m15秒前後の軽い追い切りを含めると、この中間は20本近い時計を出しており、調教量は十分だ。ここ2週は助手を背にWコース単走で大外を回るいつもの形で、先週は1000m65秒台と強めの内容を消化。今週は馬なりで進み、ゴール手前から軽く追われた程度で素軽い動きを見せた。前走以上の仕上がりと見てよさそうだ。

レイデオロ

ドバイから帰国後は検疫、放牧を経て5月22日に美浦へ帰厩。軽め中心とはいえ中間はかなり豊富な本数をこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はルメール騎手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は楽な手応えで併入。今週はラスト200mからゴール過ぎまで軽く追われてクビ差ほど先着し、動きも軽快だった。馬体もきっちり仕上がっており、ほぼ万全の状態だ。

リスグラシュー

香港から帰国後は放牧を挟んで6月4日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は坂路で格下馬と併せ、先週は助手を背に追走先着し、800m51.6秒と強めの内容を消化。今週はラスト200mまで馬の後ろで我慢させ、最後は内に出してきっちり先着した。体調面に問題はないが、動きからはやや余裕残しの仕上がりに映る。

アルアイン

前走後は放牧を挟んで5月28日に栗東へ帰厩。中間は坂路で800m60秒を切る時計を7本も出しており、調教量は十分だ。ここ2週は助手を背に坂路で追われ、先週は併せ馬で終い一杯に追われて先着し、800m50.8秒の自己ベストをマーク。今週は単走ながら馬場が混んでいる時間に追われ、ラスト100mだけ追われる微調整で終えた。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

エタリオウ

前走後は放牧を挟んで5月28日に栗東へ帰厩。30日には坂路で800m54.9秒の時計を出せており、牧場での乗り込みも考慮すると調教量に不足はないと見ていい。先週は横山典騎手を背にWコース併せ馬で、終いだけ強めに追われて微差先着。今週は助手を背に坂路で格下馬を追走し、微差遅れながら手応えに余裕は残していた。前走時とほぼ変わりない状態を保てている。

スワーヴリチャード

ドバイから帰国後は検疫、放牧を経て5月28日に栗東へ帰厩。30日から今週にかけて、軽めのものを含めて7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はM.デムーロ騎手を背に追われ、先週はWコースで長めからの併せ馬を消化してきっちり先着。今週は芝コース単走で終始馬なりのままという楽走で終えた。絶好調時には及ばないが、力を出せる状態には仕上がっている。

マカヒキ

前走から3ヶ月近い休み明けだが、前走の5日後に坂路入りを再開して休みなく乗り込まれており、調教量は十分すぎるほど。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は終い追われてラスト200m12.1秒をマーク。今週は前半から飛ばして800m50.6秒と、約3年ぶりに自己ベストを更新した。ただ終いは右にモタれ気味になるなど時計ほどの動きは感じられず、前走とほぼ変わりない状態だ。

クリンチャー

前走後はプール調教と坂路軽めの調整を続けた後、5月中旬からコンスタントに追い切られており、調整過程は順調だ。先週は三浦騎手を背にWコース単走で、長めから強めに追われてしっかり負荷をかけられた。今週は助手を背に坂路単走で、中間地点から強めに追われて800m53.3秒、ラスト200m12.5秒という時計を出した。動きは地味だったが、前走時の状態は維持できている。

その他の出走馬

ノーブルマーズは中2週と間隔が詰まっているが、今週の坂路で高倉騎手を背にしっかり追われ、外目を通って800m51.4秒の好時計をマークしており、状態面は万全。スティッフェリオは放牧を挟んだが、先々週から3週続けて坂路で強めの併せ馬をこなしており、動きも悪くなく実力を出し切れる仕上がり。ショウナンバッハは中1週で関西遠征という厳しい臨戦過程だけに軽めの調整だが、Wコースでの動きを見るかぎりは疲れも感じさせず、状態面に不安はなさそうだ。