スプリンターズステークス2022 レース結果回顧・払戻｜G1特集

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レース結果

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ジャンダルムが制し、母仔制覇を達成！

第56回スプリンターズSは荻野極騎手騎乗の8番人気ジャンダルムが、3番手追走から堂々の走りで抜け出して優勝。今年のオーシャンSに続く重賞制覇で、G1は初勝利となった。勝ち時計は1分07秒8（良）。鞍上の荻野騎手は嬉しいG1初勝利。本馬を管理する池江泰寿調教師は本競走初勝利となった。

2着はクビ差で松山弘平騎手騎乗の7番人気ウインマーベル。3着は3/4馬身差で丸田恭介騎手騎乗の5番人気ナランフレグ。なお、1番人気に支持されたメイケイエールは14着に敗れた。

レース展開・総括

テイエムスパーダがハイペースで引っ張る

スタートで1番テイエムスパーダがやや遅れた。しかし、押して押してハナを主張。8番ファストフォースとの競り合いを制して先手を奪った。半馬身差で2番手にファストフォース。3馬身離れて単独3番手に2番ジャンダルムがつけた。2馬身切れて4番ダイアトニック、外から13番メイケイエールが追い上げ、9番ナムラクレアも続いた。差がなく内から3番メイショウミモザ、12番ヴェントヴォーチェ、7番ウインマーベル。1馬身差で中団に5番エイティーンガール、11番トゥラヴェスーラ、15番シュネルマイスター。2馬身差で後方にかけて6番ナランフレグ、10番タイセイビジョン。さらに2馬身差で後方2番手に16番マリアズハート。2馬身半差で最後方から14番ラヴィングアンサーという隊列になった。

前半600m通過は32秒7でハイペース。テイエムスパーダは1馬身のリード。2番手のファストフォースはジョッキーの手が動き、苦しそうな追走。3番手のジャンダルムは手ごたえ良くスッと上がっていき、対照的に外目の4番手のメイケイエールはジョッキーの手が少し動いて4コーナーをカーブ。同馬の外からナムラクレアが追い上げて、最後の直線に入っていった。

ジャンダルムが悠々とゴール

最後の直線でジャンダルムが楽にテイエムスパーダを競り落として先頭へ。2列目からはダイアトニックやウインマーベルが末脚を伸ばし、メイケイエールは完全に後退した。大外のナムラクレアはジリジリとした伸び。同馬の内からナランフレグが鋭く末脚を伸ばしてきた。

しかし、先頭に立ったジャンダルムがそのまま悠々と先頭でゴール。2着にはウインマーベルが上がり、3着にはナランフレグが食い込んだ。

中山巧者が危なげないレース運び

勝ったジャンダルムは中山芝1200m巧者。今回は内目の馬場が伸びる状況で、1枠2番からスムーズに3番手に取りつき、終始危なげないレース運びでしっかりと抜け出した。母のビリーヴは2002年の本競走（新潟芝1200m）を制しており、母仔による同一G1制覇となった。なお、鞍上の荻野極騎手は嬉しいJRA・G1初制覇を果たした。

2着は3歳のウインマーベル、3着にはナランフレグと差し馬が入線。ナランフレグは春の高松宮記念を制した底力を示したと言えるだろう。

【高松宮記念2022　成績表】

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【高松宮記念2022　払戻金】

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