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血統分析

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ミッキーアイル産駒なら母父Storm Catのナムラクレアを上位に!

1)ミスタープロスペクター系が一歩リードか

過去10年を見るとミスタープロスペクター系が6勝・勝率12.2%で一歩リード。未勝利のノーザンダンサー系、2連対のみのナスルーラ系はやや不利か。

◎プラス評価……父ミスタープロスペクター系
 ●マイナス評価…父ノーザンダンサー系/父ナスルーラ系

【父馬の系統別成績(過去10年)】

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種牡馬系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ミスタープロスペクター系 6 4 3 49 12.2% 20.4% 26.5%
サンデーサイレンス系 2 4 4 44 4.5% 13.6% 22.7%
その他のヘイルトゥリーズン系 1 0 1 10 10.0% 10.0% 20.0%
ナスルーラ系 1 1 0 25 4.0% 8.0% 8.0%
ノーザンダンサー系 0 1 2 32 0.0% 3.1% 9.4%
その他の系統 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%
【過去10年の連対馬の父と母父】

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日付 馬名 種牡馬 母父馬
2021.10.3 1 4 ピクシーナイト モーリス キングヘイロー
2021.10.3 2 12 レシステンシア ダイワメジャー Lizard Island
2020.10.4 1 10 グランアレグリア ディープインパクト Tapit
2020.10.4 2 3 ダノンスマッシュ ロードカナロア Hard Spun
2019.9.29 1 8 タワーオブロンドン Raven's Pass Dalakhani
2019.9.29 2 7 $モズスーパーフレア Speightstown Belong to Me
2018.9.30 1 8 ファインニードル アドマイヤムーン Mark of Esteem
2018.9.30 2 9 ラブカンプー ショウナンカンプ マイネルラヴ
2017.10.1 1 8 レッドファルクス スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス
2017.10.1 2 2 レッツゴードンキ キングカメハメハ マーベラスサンデー
2016.10.2 1 13 レッドファルクス スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス
2016.10.2 2 15 ミッキーアイル ディープインパクト Rock of Gibraltar
2015.10.4 1 2 ストレイトガール フジキセキ タイキシャトル
2015.10.4 2 4 サクラゴスペル サクラプレジデント Cure the Blues
2014.10.5 1 18 スノードラゴン アドマイヤコジーン タヤスツヨシ
2014.10.5 2 9 ストレイトガール フジキセキ タイキシャトル
2013.9.29 1 10 ロードカナロア キングカメハメハ Storm Cat
2013.9.29 2 7 ハクサンムーン アドマイヤムーン サクラバクシンオー
2012.9.30 1 16 ロードカナロア キングカメハメハ Storm Cat
2012.9.30 2 14 カレンチャン クロフネ トニービン
 
2)マイルも中長距離もOKで近年好走歴のある種牡馬が狙い目

勝ち馬の父は純然たる短距離型ではなく「マイルG1を勝ち、中距離にも対応」というタイプが多い。スプリント一辺倒の血統では厳しそうだ。

またロードカナロアとレッドファルクスが連覇し、ストレイトガール、ダノンスマッシュは連続好走。同じ種牡馬の子が続けて好走するイメージが強いレースといえる。

◎プラス評価……父がマイルG1勝ち+中距離重賞勝ち
 ○プラス評価……近年3着以内のある種牡馬

【勝ち馬(過去10年)の父重賞実績】

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勝ち馬 父のマイル実績 父の中長距離実績
ピクシーナイト モーリス 安田記念など 天皇賞(秋)など
グランアレグリア ディープインパクト 不出走 三冠など
タワーオブロンドン Raven's Pass 英マイルG1 米BCクラシック
ファインニードル アドマイヤムーン 不出走 宝塚記念など
レッドファルクス スウェプトオーヴァーボード 米ダ1600mG1 不出走
ストレイトガール フジキセキ 朝日杯3歳S 弥生賞
スノードラゴン アドマイヤコジーン 安田記念 東スポ杯3歳S
ロードカナロア キングカメハメハ NHKマイルC 日本ダービー
3)母父はノーザンダンサー系とナスルーラ系の争い

母父としてはサンデーサイレンス系、ナスルーラ系、ノーザンダンサー系が3勝ずつ。近3年の3着以内馬のべ9頭を見ると「母父がノーザンダンサー系の海外種牡馬」が4頭、「母父がナスルーラ系の海外種牡馬」が3頭と、この2タイプが好調だ。

◎プラス評価……母父がノーザンダンサー系かナスルーラ系の海外種牡馬
 ●マイナス評価…母父ミスタープロスペクター系

【母父の系統別成績(過去10年)】

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母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ミスタープロスペクター系 0 1 5 32 0.0% 3.1% 18.8%
サンデーサイレンス系 3 1 0 41 7.3% 9.8% 9.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 1 2 0 11 9.1% 27.3% 27.3%
ナスルーラ系 3 2 3 32 9.4% 15.6% 25.0%
ノーザンダンサー系 3 4 2 40 7.5% 17.5% 22.5%
その他の系統 0 0 0 5 0.0% 0.0% 0.0%
4)母父はマイラーかダート型がベスト

勝ち馬の母父は2つのタイプに分けられる。Storm Cat、サンデーサイレンス、Tapitは米ダートで活躍した馬たち。タイキシャトル、Mark of Esteem、Dalakhani、キングヘイローは芝マイル以下のG1を勝っている。どちらかであれば強調できるだろう。

◎プラス評価……母父がダート中距離か芝マイル以下のG1勝ち馬

結論

父ミスタープロスペクター系の馬ではロードカナロア産駒の2頭、ファストフォース(母父サクラバクシンオー)とダイアトニック(母父サンデーサイレンス)が有力か。前回大敗からの巻き返しに期待したい。

メイケイエールは父ミッキーアイルに中距離実績がないものの、それはロードカナロア産駒も同じこと。ただ母父ハービンジャーは長距離タイプで、やや買いづらい。同じミッキーアイル産駒なら母父Storm Catのナムラクレアを上位に取りたい。大穴なら父ダイワメジャー×母父Rock of Gibraltarのラヴィングアンサーだろう。

シュネルマイスターとタイセイビジョンは父がノーザンダンサー系、ナランフレグは父がマイル実績のないゴールドアリュールで割引だ。

【ナムラクレアの血統表】

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ミッキーアイル
 Mikki Isle
 2011年 鹿毛 (安平町)
ディープインパクト
 Deep Impact
 2002年 鹿毛(早来町)
*サンデーサイレンス
1986年 青鹿(米)
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991年 鹿毛(愛)
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
*スターアイル
 Star Isle
 2004年 鹿毛(愛)
Rock of Gibraltar
1999年
Danehill Danzig
Razyana
ナムラクレア
 Namura Clair(JPN)
 牝 3歳 父 8歳・母11歳時産駒
 2019年 青鹿(浦河町)
Offshore Boom Be My Guest
Push a Button
Isle de France
1995年
Nureyev Northern Dancer
Special
Stella Madrid Alydar
My Juliet
Storm Cat
 1983年(米)
Storm Bird
1978年 (加)
Northern Dancer Nearctic
Natalma
South Ocean New Providence
Shining Sun
Terlingua
1976年
Secretariat Bold Ruler
Somethingroyal
* サンクイーン2
 Sun Queen
 2008年 栗毛(米)
Crimson Saint Crimson Satan
Bolero Rose
Fountain of Peace
 2002年
Kris S.
1977年(米)
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Sharp Queen Princequillo
Bridgework
Coup de Genie
1991年
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Coup de Folie Halo
Raise the Standard