スプリンターズステークス2022 調教情報｜G1特集
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前走の1週間後に坂路入りを再開。約2年ぶりとなる前走から1か月以内での出走だが、調整過程を見るかぎり、問題はないと見ていい。24日の土曜に坂路で800m49.4秒の猛稽古を消化し、今週は近走と同じく池添騎手を背にＷコースで単走追い。折り合いもこの馬としては問題ない範囲で、軽く促された程度でラスト200m11.1秒の好時計をマークした。輸送前としては万全の仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んだが、9月10日から今週にかけて、すべて坂路ながら6本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は浜中騎手を背に僚馬に追走先着し、800m49.7秒、ラスト200m11.5秒と水、木曜を通じての一番時計をマーク。今週は助手を背に単走でやや重い馬場のなか、ラスト400m12.3−12.0秒をほぼ馬なりでマークした。絶好の状態に仕上がった印象だ。
放牧先から9月6日に美浦へ帰厩。14日から今週にかけて、3週続けてＷコースで3頭併せをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は同じ僚馬2頭を追走して内に入る形で、先週は横山武騎手を背にほぼ併入に持ち込むも、モタつき気味。今週は嶋田騎手を背に楽な手応えのまま最先着と、素軽い動きを見せた。休み明けとしては十分な仕上がりで、1200mへの対応がカギになる。
放牧先から8月中旬に美浦へ帰厩。8月下旬から徐々に調教を強化し、先々週からは3週続けて丸田騎手を背にＷコースで併せ馬をこなしており、調教量は十分だ。先週は格下馬相手に追走先着し、ラスト200m11.5秒と鋭い末脚を披露。今週は2頭を追走して直線は内に入り、馬なりのまま2頭を抜き去る貫禄の動きを見せた。デビュー以来一番長い休み明けだが、9分通りには仕上がった印象だ。
前走後は放牧を挟んで9月13日に栗東へ帰厩。15日から今週にかけて、3週続けてＷコースできちんと追い切られており、この馬としては極めて順調な調整過程だ。ここ2週は福永騎手を背に併せ馬で、先週はオープン馬に手応え優勢で追走先着。今週は2頭を追走して内に入り、終始楽な手応えで中の馬と併入、外の馬に先着した。実力を出し切れる好状態だ。
ウインマーベルは前走後に放牧を挟んだが、軽め中心とはいえ、帰厩後の追い切りは7本と乗り込み入念。今週は格下馬2頭を大きく追走して併入に持ち込んだが、馬場の荒れた時間帯にしても鋭さ一息で、この一追いでどこまで変われるか。ヴェントヴォーチェは前走後に放牧を挟んだが、帰厩後に坂路で3本追い切られており、調整過程は順調。内容自体はやや軽めだが、楽な手応えですべて加速ラップを踏めており、体調は良さそう。トゥラヴェスーラは放牧先から8月前半と早めに帰厩して乗り込み入念。先週は悪路のなかでハードな内容を消化し、今週は終い軽快な動きを見せており、休み明けでもきっちり仕上がった印象だ。
