第23回 秋華賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
秋華賞を丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気ディアドラが差し切り勝ち。２着には４番人気リスグラシュー、３着には５番人気モズカッチャンが入った。

１）上位３番人気以内で大半の９勝

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.2.4】。15年ミッキークイーンら３勝をあげ、連対率40％・複勝率60％。２番人気馬は【2.2.1.5】で11年アヴェンチュラら２勝をあげている。３番人気馬が【4.1.0.5】で昨年のディアドラら最多の４勝。近５年で４勝と活躍が目立つ。これら上位３番人気以内で大半の９勝と勝ち切る傾向が強い。なお、２着馬は８番人気以内におさまり、３着馬は10番人気以下まで幅広く分布している。

馬連での万馬券はブラックエンブレムが勝利した08年のみ。同年は２・３着に８・16番人気が入り、３連単1098万2020円の大波乱となった。ただし、近６年の連対馬はすべて上位５番人気以内の馬で占めており、堅めの決着が多い。

２）関西馬＆２枠の馬が好成績

出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【2.2.3.67】。10年アパパネら２勝で、連対率5.4％・複勝率9.5％と低い。対して、栗東所属の関西馬は【8.8.7.82】で昨年のディアドラら８勝。近３年は１〜３着までを独占しており、連対率15.2％・複勝率21.9％と関東馬を大きく上回っている。

また、枠番別成績では内目の２枠に入った馬が【2.2.3.13】。11年アヴェンチュラら２勝をあげ、複勝率35.0％でトップだ。なお、７枠の馬が【3.0.3.23】で、昨年のディアドラら最多の３勝をあげている。

３）ローズＳ４着以内馬は今回人気に注目

前走レース別成績は、出走数が抜けて多いローズＳ組が【6.8.5.61】。15年ミッキークイーンら過半数の６勝をあげ、連対率17.5％・複勝率23.8％。昨年は２着リスグラシュー・３着モズカッチャンが該当しており、毎年１頭は３着以内に入っている。

この組のローズＳでの着順別成績は、前走４着以内だった馬が【5.7.3.24】。この中で秋華賞で３番人気以内に支持された馬は【5.3.1.4】で、勝率38.5％・連対率61.5％・複勝率69.2％と非常に高い。なお、秋華賞で４番人気以下だった馬は【0.4.2.20】で勝ち星なし。２・３着に好走した６頭中４頭は前走で上がり２位以内だった。

なお、前走ローズＳで５着以下だった馬は【1.1.2.37】。３着以内に巻き返した昨年３着のモズカッチャン（前走７着）ら４頭はいずれもオープンクラスでの勝利があった。

４）近２年は紫苑Ｓ組が勝利

ローズＳ組以外の前走レースでは、一昨年から重賞に昇格した紫苑Ｓ組が【2.1.0.9】。一昨年のヴィブロス、昨年のディアドラと近２年の勝ち馬を出している。また、古馬混合のクイーンＳ組は【1.0.1.6】で11年アヴェンチュラが勝利している。なお、前走オークス組は【0.0.0.10】、前走から中９週以上間隔が空いた馬も【0.0.0.20】と苦戦傾向にある。

なお、前走条件戦だった馬は【0.1.2.24】。15年３着のマキシマムドパリら３着以内馬３頭はいずれも条件戦で古馬相手に勝利した経験があった。

【秋華賞過去10年】

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