第23回 秋華賞 血統分析｜G�T特集

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母父ノーザンダンサー系Galileoのカンタービレに期待！

1）サンデーサイレンス系は連軸向け

２着以内を確保し続けているサンデーサイレンス系だが、勝率は目立たないので連軸候補。相手は10年間で２勝のミスタープロスペクター系、出走馬が少ないのに１勝・３着１回のナスルーラ系か。ノーザンダンサー系、その他のヘイルトゥリーズン系は一歩劣る。

◎プラス評価……サンデーサイレンス系（特に連軸として）
　○プラス評価……ミスタープロスペクター系／ナスルーラ系
　●マイナス評価…ノーザンダンサー系／その他のヘイルトゥリーズン系

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）2400ｍ以上で勝ち負けできる底力

勝ち馬の父の顔ぶれは、ウォーエンブレムを除けば中長距離Ｇ１で活躍した馬ばかり。とりわけ「東京・芝2400ｍ」または「3000ｍ以上」の実績はほぼ不可欠といえる。

◎プラス評価……父に東京芝2400ｍでの実績がある
　○プラス評価……父に3000ｍ以上または欧州芝2400ｍの実績がある

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3）母父は欧米短距離型か日欧長距離型か

母父の系統別成績はノーザンダンサー系がわずかにリード、次いでミスタープロスペクター系か。サンデーサイレンス系は３着候補になりそうだ。

また、ヘクタープロテクター、Bertolini、Gold Away、Machiavellianは欧州の芝、Salt Lakeとフレンチデピュティは北米ダートの、それぞれ短距離タイプで、Caerleon、グラスワンダー、スペシャルウィークは欧州または日本の中長距離タイプ。こうした母父のイメージも重要視したい。

◎プラス評価……母父が欧州か北米の短距離で活躍
　〇プラス評価……母父がノーザンダンサー系／ミスタープロスペクター系
　○プラス評価……母父が欧州か国内の芝中長距離で活躍

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4）母の母の父は粒揃い

母の母の父の系統を見ると、勝ち馬４頭がノーザンダンサー系、３頭がミスタープロスペクター系だ。またVaguely Noble、Sadler's Wells、Spectacular Bid、Nureyevなど、欧米の年度代表馬クラスや歴史的な種牡馬、Ｇ１馬がズラリと並んでいるのも見逃せない。

◎プラス評価……母の母の父が欧米の年度代表馬クラスや歴史的な大種牡馬
　〇プラス評価……母の母の父がノーザンダンサー系／ミスタープロスペクター系

結論

まずはローズＳの１〜２着馬に注目。いずれも父はディープインパクトで、カンタービレは母父がノーザンダンサー系Galileo（欧州最優秀３歳牡馬）、母母父がノーザンダンサー系Last Tycoon（米ＢＣマイル勝ち馬）、サラキアは母父がノーザンダンサー系Lomitas（独Ｇ１を３勝）、母母父がノーザンダンサー系Tiger Hill（独Ｇ１を３勝）。ただし馬券のアタマより連軸向きだ。

ラッキーライラックも、父はサンデーサイレンス系の三冠馬オルフェーヴル、母父はミスタープロスペクター系Flower Alley、母母父は米三冠馬Seattle Slewで走破圏内か。

アーモンドアイは父ロードカナロアに長距離実績がなく、母父はサンデーサイレンス。３着に終わっても不思議ではない。

【カンタービレの血統表】

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