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26年の日本ダービーを制したロブチェン
2019年の菊花賞、2021年の天皇賞(春)を制したワールドプレミアの初年度産駒として早くも華々しい活躍を見せている。デビュー2戦目でホープフルSを制し、共同通信杯こそ3着と初黒星を喫したが、皐月賞をコースレコードで逃げ切ると、日本ダービーは差し切り勝ちを果たしてクラシック二冠を達成した。実績は断然で、展開に合わせて位置取りを選べる自在性も大きな強み。史上9頭目となるクラシック三冠達成が大いに期待できる。

26年の青葉賞を制したゴーイントゥスカイ
青葉賞で重賞初制覇を果たし、日本ダービーでは直線大外から上がり3ハロン32秒8の末脚で追い込み、ロブチェンと0.1秒差の4着に善戦。前走のセントライト記念(6着)は休み明けに加え、馬場状態が悪く、差し・追い込みがほとんど利かない状況だったので度外視したい。本質的には中距離向きの切れ味特化型かもしれないが、成長度と末脚の威力は魅力的。良馬場で決め手勝負になればロブチェンにも引けを取らない。

26年阿寒湖特別を制したダノンヒストリー
昨年6月の2歳新馬(東京芝1800m)を好タイムかつ良質なレースラップで逃げ切り、2着のアウダーシアに2馬身半差をつけた内容が秀逸。続く東京スポーツ杯2歳Sは7着に敗れてしまったが、1番人気に支持された素質馬だ。約7か月の休みを経て、函館芝2600mの1勝クラスを大差勝ちし、続く2勝クラスの阿寒湖特別(札幌芝2600m)は8馬身差の圧勝。長距離適性の高さと桁外れの能力を見せた。相手との力関係や京都芝への対応など未知の面もあるが、大仕事を成し遂げても全くおかしくない。

26年の京都新聞杯を制したコンジェスタス
3走前の京都新聞杯はレースの前半・後半各5ハロンが58秒7-59秒5という前傾ラップの中、持続力に長けた末脚を発揮して差し切り勝ちを果たした。日本ダービーは直線残り200mあたりで前が少し壁になる不利もあり9着に終わったが、勝ち馬とは0.4秒差。前走の神戸新聞杯ではうまく立ち回ったが、スローペースの追い比べで6着に敗れた。2400mの瞬発力勝負はやや分が悪いが、京都芝に替わる点と距離延長がプラスに働く可能性があり、浮上を期待したい。

26年のラジオNIKKEI賞を制したサノノグレーター
葉牡丹賞を2歳・芝2000mのJRAレコードとなる1分58秒2(良)で勝利。3勝目を挙げたラジオNIKKEI賞も1分45秒2(良)のコースレコードで、良馬場の時計勝負で力を発揮するタイプだ。前走のセントライト記念は稍重馬場で末脚が不発に終わり、11着に敗れたが、全くの参考外。ただ、グレーターロンドン産駒は基本的に1600〜2000mがベスト。本馬も3000mの距離では割引が必要で、初の京都芝コースにうまく対応できるかという課題も抱えている。

26年のスプリングSを制したアウダーシア
スプリングSで重賞初制覇を果たした後、皐月賞は回避して日本ダービーに出走したが、11着に敗れた。上がり3ハロンはメンバー中3位タイだったが、道中で置かれ、いい位置を取れなかった分、勝ち負けには加われなかった。前走のセントライト記念も中団よりやや後ろを追走し、直線は外からしぶとく脚を伸ばして3着。前々で競馬をした馬が圧倒的に有利な馬場状態であり、価値ある3着だった。京都芝3000mへの対応は鍵だが、高いポテンシャルを秘める一頭だ。

26年の弥生賞ディープインパクト記念を制したバステール
皐月賞は後方を追走し、追い上げが実らず11着に敗れたが、日本ダービーは向正面の途中で外から進出して2番手に取りつき、直線は最後まで追い比べを演じて3着。東京芝2400mで本来の力を発揮した。前走のセントライト記念は稍重馬場の影響により末脚不発で13着だったが、度外視していい一戦だろう。京都芝3000mでどう立ち回るか予測するのは難しいものの、底力を要求される展開になれば面白い。
前走の神戸新聞杯は格上挑戦で重賞初出走だったが、11頭立ての11番人気ながら3着と激走。向正面に入って間もなく外から進出して一気に先頭に立ち、直線の追い比べでも食い下がり、粘り込んだ。芝1800mの成績は【0-0-1-4】なのに対し、芝2400mは【1-2-1-0】という成績が示している通り、1800mは距離が短すぎた。モーリス×Discreet Catという血統配合からはイメージしづらいかもしれないが、長距離適性は十分にあると見た方がいいだろう。

26年のセントライト記念を制したジャスティンシカゴ
前走のセントライト記念は好位で立ち回り、直線では力強い伸び脚で抜け出して重賞初制覇。馬場状態とこの馬の脚質がマッチしたという印象があり、高い評価はしづらい。一方、ここまで常に4コーナーを4番手以内で通過しているという競馬スタイルは長距離向き。父のスワーヴリチャードはアーバンシック(2024年の菊花賞馬)を出し、母父のキングカメハメハも芝中長距離の大レースに強い。まだ底を見せていない点でも軽視はできないか。

26年スプリングSで2着に入ったアスクエジンバラ
ホープフルS3着、皐月賞4着と、G1でロブチェンと差のない競馬を2回している点は強み。立ち回りのうまさと末脚の持続力で勝負するタイプだ。日本ダービー(10着)の敗因は距離ではなく、瞬発力勝負になったことだろう。リオンディーズ×マンハッタンカフェという血統配合からは、3000mも歓迎という印象すら受ける。ただ、京都芝コースはレコードタイムが相次いでいるように、軽くて非常に速い時計が出る状態。その点はこの馬にとってどうか。