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G1特集 ホープフルステークス2022G1特集 ホープフルステークス2022

有力馬情報

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ガストリック 仕掛けどころがポイント

ガストリック
東京スポーツ杯2歳Sを制したガストリック

東京芝1800mで新馬戦、前走の東京スポーツ杯2歳Sと連勝している。前走は速めの流れで、後方に待機。直線では馬場の内めから伸びて、ゴール前の接戦を制した。自身の上がり3ハロンは34秒0で、勝ち時計の1分45秒8も速い。馬体重も絞れて状態も上がっていたのだろう。新馬戦では自身の上がり33秒3と末脚だけで差し切ったが、前走は時計勝負にも対応できるところを示した。今回は初の中山芝で、前走から1ハロンの距離延長となる。コーナー4つのコースで、仕掛けどころがポイント。末脚が生きる展開になれば、3連勝でのG1制覇が見えてくる。

シーウィザード 乗り慣れた鞍上で狙う

シーウィザード
芙蓉Sを勝利したシーウィザード

函館芝1800mのデビュー戦を勝利し、続く新潟2歳Sは僅差の3着。前走は今回と同じ中山芝2000mの芙蓉Sを勝利している。前走はかなりのスローペースで、道中3番手を追走。直線では大外に持ち出し、ゴール前できっちり差し切った。勝ち時計は2分4秒4と遅かったが、上がり3ハロンはメンバー中最速の34秒6。スローの流れでも折り合いがついていた。馬体重も10キロ増で成長していたのだろう。休み明けとなる今回は仕上がり状態がカギを握る。デビューから手綱を取る浜中騎手が引き続き騎乗予定。乗り慣れた鞍上とともにタイトル獲得を狙う。

ファントムシーフ 好位で運べれば勝機も十分

ファントムシーフ
野路菊Sを快勝したファントムシーフ

6月に行われた阪神芝1600mの新馬戦、中京芝2000mの前走野路菊Sと連勝している。前走はスローペースで、道中3〜4番手を追走。抜群の手応えで直線に入り、外から楽に抜け出した。上がり3ハロンはメンバー中最速の33秒5。休み明けに加えて、400mの距離延長だったが、まったく問題なかった。新馬戦でも上がり最速タイとなる33秒9の脚を使えており、前に行けて速い上がりも使える。今回は小回りの中山芝で、前2戦よりも頭数が多くなり、道中の位置取りがポイント。仕上がり良く、うまく好位で運べれば勝機は十分にありそうだ。

 
ミッキーカプチーノ 前走の走りは圧巻

前2戦はともに芝2000mで、東京の新馬戦、前走の葉牡丹賞と連勝している。前走は立ち上がり気味のスタートで遅れたものの、挽回して中団を追走。緩みのない流れで持久力が問われる展開となり、直線で一気に抜け出して2着に3馬身半差をつけた。12月の中山開催の初日だったとはいえ、勝ち時計の1分59秒1はかなり速い。前走の馬体重が522キロと大型馬ながら、完成度の高さも感じさせる。今回と同じコースで多頭数の競馬を経験しているアドバンテージは大きい。前走から短い間隔で再度中山への輸送がある点がポイント。好状態ならチャンスは大きい。

ハーツコンチェルト 前半の走りがカギ

9月に中京芝2000mで行われた新馬戦では2着に8馬身差をつける圧勝。1番人気に推された前走の東京スポーツ杯2歳Sだったが、3着に敗れた。前走はスタートでタイミングが合わずに、後方からの追走。直線では大外に持ち出し、メンバー中上がり最速となる33秒8の脚で追い込んだものの、前2頭を捕らえ切れなかった。スタートで後手を引いたことで、終始レースの流れに乗れなかった。今回は中山コースに替わり、スタートを含めて前半の走りがカギ。五分のスタートを切って先頭から離されずに追走できれば、一気の抜け出しも考えられる。