第38回 ホープフルステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> ホープフルステークス　> 2021　> 過去の傾向

過去7年のJRA-VANデータをもとに、
ホープフルステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ダノンザキッドが優勝。２着に３番人気オーソクレース、３着に４番人気ヨーホーレイクが入った。

１）堅めの決着が目立つ

現在の中山芝2000ｍでＧ２・Ｇ１として行われている2014年以降・近７年の人気別成績は、１番人気馬が【5.1.0.1】。昨年のダノンザキッドら近５年続けて勝利し、連対率・複勝率85.7％と非常に高い。２番人気馬は【1.1.3.2】で14年シャイニングレイが勝ち、複勝率71.4％と優秀だ。３番人気馬は【1.2.1.3】で15年ハートレーが優勝。勝ち馬はすべて上位３番人気以内から出ている。

以下、４番人気馬【0.1.1.5】、８番人気馬【0.2.1.4】、９番人気馬【0.0.1.6】で、８番人気馬が複勝率42.9％と健闘している。10番人気以下の激走はなく、Ｇ１昇格後の連対馬８頭はいずれも上位４番人気以内。堅めの決着が目立つ一戦だ。

２）キャリア１・２戦の馬が中心

キャリア別成績は、新馬戦を勝ったばかりの１戦の馬が【2.0.2.7】。14年シャイニングレイら２勝をあげ、複勝率36.4％と高い。出走数最多の２戦の馬は【4.4.4.25】で18年サートゥルナーリアら４勝をあげ、複勝率32.4％。近２年は上位３着までを独占しており、毎年１頭は３着以内に入っている。これらキャリア２戦以内の馬で６勝をあげており、３着以内馬21頭中16頭を占めている。

対して、３戦の馬は【0.1.0.22】で２着１回のみと不振。４戦の馬は【1.1.1.14】で17年タイムフライヤーが勝利し、複勝率17.6％。なお、５戦以上の馬は【0.1.0.12】で２着１回のみ。

３）３着以内馬は前走１着馬が大半

前走着順別成績は、前走１着馬が【6.7.7.42】。３着以内馬21頭中20頭は前走で勝利をおさめていた。17年優勝のタイムフライヤーのみ前走２着だった。前走距離別成績では、2000ｍ組が【4.2.3.44】。16年レイデオロら４勝をあげ、複勝率17.0％。前走1800ｍ組は【3.3.4.28】で近３年続けて勝利しており、複勝率26.3％。勝ち馬７頭はいずれも前走で1800ｍか2000ｍを使われていた。前走1600ｍ組は【0.2.0.5】で連対率・複勝率28.6％。

また、前走上がり順位別成績では前走上がり１位だった馬が【5.5.4.22】で複勝率38.9％と優秀だ。前走上がり２位の馬は【2.1.3.18】で複勝率25.0％。３着以内馬21頭中20頭は前走上がり２位以内だった。

４）勝ち馬はすべて前走２番人気以内

前走人気別成績は、前走１番人気だった馬が【6.5.4.17】。近６年続けて勝利しており、連対率34.4％・複勝率46.9％と好成績をあげている。また、前走２番人気馬は【1.1.1.11】で14年シャイニングレイが勝利し、複勝率21.4％。勝ち馬はすべて前走２番人気以内だった。なお、前走６番人気以下だった馬は【0.0.1.23】で連対馬が出ていない。

また、枠順別成績は４枠に入った馬が【2.1.2.9】で、複勝率35.7％でトップ。なお、大外の８枠は【0.1.0.15】で、連対率・複勝率6.3％と最も低い。

【ホープフルステークス過去7年】

この表は右にスクロールできます。