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G1特集 第38回 ホープフルステークスG1特集 第38回 ホープフルステークス

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
コマンドライン 122 88 79      
フィデル 112 88 75      
アケルナルスター 111 78 70      
ジャスティンパレス 110 87 75      
アスクワイルドモア 109 84 75 73 67  
サトノヘリオス 108 90 76 67    
ボーンディスウェイ 107 88 75 74 71  
マテンロウレオ 107 74        
ラーグルフ 107 86 75 67    
キラーアビリティ 106 88 80 70    
グランドライン 105 88 86 78 74 69
オニャンコポン 103 88 75      
タイラーテソーロ 100 75        
シェルビーズアイ 96 75        
クラウンドマジック 81 80 78 75 75  
 
1)ZIはコマンドラインが断然のトップ

ZIのトップはメンバー中、唯一の重賞ウイナーのコマンドライン(122)。2位のフィデル(112)を大きく引き離している。3位はアケルナルスター(111)、4位はジャスティンパレス(110)と続いている。

2)補正タイムのトップはサトノヘリオス

補正タイムのトップはサトノヘリオス。前走エリカ賞を2歳コースレコードで制し、指数90をマークした。同レースは出世レースとして有名で、翌年のクラシック戦線で活躍した馬を多く出している。昨年はアドマイヤハダルが勝ち、次走若葉Sを勝利した。サトノヘリオスも重賞・オープン特別での好走が十分期待できる。

3)サウジアラビアロイヤルCの指数は低い

コマンドラインは前走サウジアラビアロイヤルCを制し、指数88をマーク。ただ、この数値は例年の同レースに比べると低く、物足りない。コマンドラインと0.1秒差の2着だったステルナティーアが、次走阪神ジュベナイルフィリーズで7着(2番人気)と敗れたのも、納得という印象だ。

4)横一線で難解だが、オニャンコポンに注目

ラジオNIKKEI杯京都2歳S3着フィデルや萩S2着キラーアビリティ、葉牡丹賞1着のボーンディスウェイと3着グランドライン、そして百日草特別1着のオニャンコポンは前走指数88で横一線の評価。これらの比較は難しいが、百日草特別はエリカ賞同様、出世レースの一面がある。昨年はエフフォーリアが勝ち、その時の指数は今年の指数と同じだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。