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G1特集 第38回 ホープフルステークスG1特集 第38回 ホープフルステークス

調教情報

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コマンドライン

前走後は放牧を挟んで12月3日に美浦へ帰厩。5日から今週にかけて、軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は助手を背に追走先着。今週は三浦騎手を背に3頭併せで、大きく追走していた分わずかに遅れたが、1000m64.9秒、ラスト200m11.7秒と時計的には優秀だった。万全の仕上がりと見てよさそうだ。

キラーアビリティ

前走後は放牧を挟んで12月2日に栗東へ帰厩。5日から今週にかけてWコースで週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は横山武騎手が乗り、先週は単走で1000m65.3秒の好時計をマーク。今週はオープン馬と併せ、1000m70.9秒とごく軽めで直線半ばまで行きたがる素振りは見せたが、なんとか我慢させて併入した。折り合い面が課題だが、体調面は万全だ。

ジャスティンパレス

前走後は放牧を挟んで12月4日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は高倉騎手が乗り格下馬に追走先着し、ラスト200m10.9秒をマーク。今週はC.デムーロ騎手を背に3頭併せの真ん中に入り、直線でノメる場面はあったものの、余裕残しの手応えで最先着した。現時点での実力は出し切れる好状態だ。

 
オニャンコポン

前走後は放牧を挟み、帰厩後に熱発があったようだが、12月2日から今週にかけて6本の追い切りをこなしており、調教量に問題はない。先週は小島師を背に坂路で格下馬に遅れてしまったが、800m52.1秒としっかり負荷をかける内容を消化。今週は菅原明騎手を背にWコースで、先行していた2頭を並ぶ間もなく抜き去る軽快な動きを見せた。一頓挫はあったが、前走時の状態は維持できている。

サトノヘリオス

前走から中16日で関東遠征という厳しい臨戦過程だが、前走の5日後にはWコースで軽めの追い切りを始めており、疲労残りの不安はないと見ていいだろう。今週は岩田望騎手を背にWコースでフィデルを追いかけ、4角のコーナーワークで追いつき、最後まで馬体を離したまま併入した。600m42.5秒とごく軽めだったが、レース間隔と輸送を考慮してのもので、体調面に問題はない。

その他の出走馬

アスクワイルドモアは先週、武騎手を背にWコースで僚馬に追走先着し、ラスト400m11.4−11.2秒の好時計をマーク。今週は助手を背に坂路で格下馬相手に追走してわずかに遅れたが、動き自体に問題はなく、状態面は万全。フィデルは2週続けて助手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は時計以上に素軽い動きで楽々先着。今週は馬体を離して600m43.4秒とかなり軽めだったが、予定通りの内容だったようで状態面に不安なし。ラーグルフは3週続けてWコースで併せ馬と意欲的な調整過程。ここ2週は丸田騎手を背に格下馬相手に追走先着し、特に今週は時計的にも上々で、現状の実力をきっちり出し切れる好状態だ。