第72回 朝日杯フューチュリティステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
朝日杯フューチュリティステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気サリオスが優勝。２着に２番人気タイセイビジョン、３着に14番人気グランレイが入った。

１）ヒモ荒れが目立つ一戦

過去10年（2010〜13年の中山開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.1.3】。昨年のサリオスら最多の４勝をあげ、連対率60％・複勝率70％。２番人気馬は【2.1.2.5】で一昨年のアドマイヤマーズら２勝で、複勝率50％と１番人気馬に次いで高い。以下、４〜７番人気馬が１勝ずつ。ただし、２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。

阪神開催となった14年以降・近６年は１・２番人気馬が５勝をあげているが、９番人気以下の伏兵が17年を除いて毎年１頭は２・３着に激走している。昨年14番人気グランレイが３着に入ったようにヒモ荒れのケースが目立ち、人気薄の好走には注意しておきたい。

２）サウジアラビアＲＣ１着馬に注目

前走レース別成績で、少数ながらサウジアラビアＲＣ組は【2.1.1.3】。この中で前走１着だった馬は【2.0.1.0】で昨年のサリオスら２勝で、近３年続けて３着以内に入っている。

出走数が多い京王杯２歳Ｓ組は【1.3.3.29】で10年グランプリボスが勝利し、複勝率19.4％。この組の３着以内馬７頭はすべて前走３着以内で、該当馬は【1.3.3.10】で複勝率41.2％と高い。またデイリー杯２歳Ｓ組は【1.2.1.17】で複勝率19.0％。この組の３着以内馬５頭はすべて前走４着以内だった。

東京スポーツ杯２歳Ｓ組は【0.3.0.11】で勝ち馬こそ出ていないものの、連対率・複勝率21.4％。連対した３頭はいずれも芝1800ｍの新馬戦を勝利していた。

３）１勝クラス組は前走マイル戦が好成績

出走数が多い前走１勝クラス組はのべ【5.1.3.32】で、16年サトノアレスら半数の５勝をあげている。この組の前走距離別成績は、1600ｍ組が【5.0.3.6】。勝ち馬５頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600ｍ戦を使われており、連対率35.7％・複勝率57.1％と非常に高い。

また、前走1400ｍ組は【0.1.0.14】で勝ち星がなく、複勝率6.7％。１勝クラス組で好走した馬はいずれも前走で1400ｍか1600ｍを使われていた。

４）前走１番人気１着馬が過半数の６勝

前走着順別成績は、１着だった馬が【10.5.8.61】。過去10年の勝ち馬はすべて前走を勝利しており、３着以内数も23頭と非常に多い。なお、前走５着以下だった馬は【0.2.0.36】と不振傾向にある。

前走１着馬の中で前走１番人気で勝利した馬は【6.2.4.13】。14年ダノンプラチナら過半数の６勝をあげており、連対率32.0％・複勝率48.0％と優秀だ。昨年は上位３着までを独占し、16年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。

【朝日杯フューチュリティステークス過去10年】

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